茂木健一郎、「活躍する大人は子供のまま」衝撃の指摘

脳科学者の茂木健一郎氏が、新たに公開した動画「大人になって活躍している人は、なぜ『子ども』のようなのか？」の中で、大人の成功には子供心を保つことが大切だと語った。茂木氏は、子供から大人になる際に失われがちな「夢中になって遊ぶ気持ち」を持ち続けることが、「活躍する大人」に共通して見られる特質だと述べる。

茂木氏は、「行動力がある人々は大人になっても子供のまま」とし、働くことを楽しんでいる人々は、その姿勢を持ち続けていると主張。さらに「夢中で遊び続けている人は、フロー状態を経験できる」と、子供時代の遊び心が創造力を高め、成功への鍵であることを解説した。

また、茂木氏は宮崎駿監督のエピソードを引き合いに出し、高名なクリエイターが子供の「今ここに没入する」姿勢を決して忘れないことを強調。その例として、ジブリのスタジオでの逸話を紹介し、宮崎氏の成功を支えるのは「子供心を保つこと」と述べた。

最後に茂木氏は、視聴者に向けて「夢中になって遊んでいた子供の頃の気持ちを思い出すこと」を呼びかけ、「大人としての知識やスキルを加え、子供心を失わないでいれば、仕事も人生もうまくいく」とメッセージを締めくくった。