Image: BOOM

完成すれば東京↔︎サンフランシスコ間を現在の半分の時間、5時間30分で結ぶといわれているBOOM(ブーム)社の超音速旅客機「オーバーチュア」。そのフライトデッキ(操縦席)が先日公開されました。

このフライトデッキは、ハネウェル社の次世代Anthem Avionics Suiteをベースにして開発されており、従来機よりはるかに状況認識と制御のしやすさを追求したもの。開発には航空会社や軍のパイロットから得たフィードバックを大きく取り入れています。

離発着時はヘッドセットを使用

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正面には17インチの大型タッチスクリーンが3つセットされていて、航空機にありがちな膨大な量の計器類やボタンを排除。すべての機能はソフトウェアからアクセスできます。

フォースフィードバック・サイドスティック
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フォースフィードバック・サイドスティックによって、パイロットは航空機の反応と副操縦士または自動操縦士による入力の両方を物理的に感じながら飛行機を制御可能です。

離発着時に使われるヘッドセット
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離発着時には専用の頭部装着デバイスを使用。これ、まるでゲーミング用のVRヘッドセットみたいですね。実際に拡張現実(AR)の映像を利用して、安全に離発着できるんだそうです。ソフトウェアのアップデートも無線通信経由で行なわれます。

全体の雰囲気もほとんどゲーミングPCのノリですね。見慣れないボタンもほとんどないし、基本的な操作はスティックとタッチパネルだし、これなら私でも操縦できそう(できません)。

日本航空のほか、アメリカン航空やユナイテッド航空もすでに発注済みのオーバーチュア。そのスピード感だけでなく、オペレートも未来感強めなのでした。

Source: BOOM

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