第2世代「AirPods Pro」が登場、次世代H2チップ搭載でノイキャン性能向上&単体での音量調節機能や充電ケースにスピーカー追加
Appleが2022年9月8日(木)2時に開催した新製品発表イベントで、ワイヤレスイヤホンであるAirPods Proの第2世代モデルが発表されました。次世代のH2チップを搭載してオーディオ性能が向上したほか、タッチセンサーによる音量調節が可能になり、ケースにスピーカーが搭載されたことで「探す」機能で音を出すことも可能になりました。
Appleのイベント - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/apple-events/
Appleは「AirPodsは世界で最も優れた最も人気のヘッドフォン」とアピール。
第2世代のAirPods Proが発表されました。
AirPods Proに搭載されているチップは次世代のH2チップです。
帯域幅が前世代のH1チップから広くなるなど、性能が大きく向上しています。
さらにオーディオドライバとアンプも一新されたとのこと。
これによって、Appleの立体音響である空間オーディオの体験も向上。
さらにiOS 16では、iPhoneのTrueDepthカメラを使って個人の耳の形を測定し、空間オーディオの設定をパーソナライズすることができます。
そして、新しいドライバと進化した音響アルゴリズムにより、最大2倍の雑音を消す「アクティブノイズキャンセリング」を実現。
イヤーチップはL、M、Sの3サイズに加えて、XSが追加されます。
H2チップによって可能になった適応型環境音除去はH2チップのパワーを活用し、サイレンや電動工具などの騒音強度を最小限に抑えます。
1秒当たり4万8000回もノイズを低減できるとのこと。
さらに、AirPods Pro本体の感圧センサーは、これまで通りにメディアの再生や一時停止が可能。
加えて、タッチセンサーによる音量調節が可能になりました。これまではiPhoneやApple Watchから音量を調節する必要がありましたが、耳元でスワイプするだけで音量を変えることができます。
H2チップは電力効率も向上しているので、第2世代AirPods Proはバッテリー駆動時間も長くなりました。
1回の充電で最大6時間再生できます。
充電ケースを使えば、最大で合計30時間の再生が可能です。
また、第2世代AirPods Proのケースにはスピーカーが搭載されました。「部屋のどこかに置いたけど見つからない!」という時、これまではイヤホンをケースにしまっている状態だと音を鳴らすことができず、Appleの「探す」機能でもおおまかな場所を探すことしかできませんでしたが、第2世代AirPods Proはケースにイヤホンをしまった状態でも、リモートで音を鳴らすことができるようになります。
充電はLightningケーブルを接続して行いますが、Apple Watchの充電器も使えるようになったとのこと。
さらにストラップを取り付けることもできるので、よりなくしにくくなりました。
これが第2世代AirPods Pro。
第2世代AirPods Proの価格は税込3万9800円。
予約注文は2022年9月9日(金)
販売は2022年9月23日(金)です。
AirPods Pro | Rebuilt from the sound up | Apple - YouTube