「全北に悪夢をもたらした」浦和レッズの“贅沢なベテラン”を韓国メディアが手放し絶賛!「あの時間帯であんなタックルを…」
いまだ興奮さめやらない激闘となった、木曜日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝。1−1で突入した延長戦、浦和レッズは全北現代(韓国)に逆転ゴールを許して窮地に追い込まれたが、後半アディショナルタイムの土壇場で起死回生の同点弾を奪う。
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キャスパー・ユンカーの劇的な一撃に繋げたのが、全北が繰り出すカウンターを猛烈なタックルで阻止した日本代表DF、酒井宏樹だ。敵FWムン・ソンミンのドリブルを身を挺して鮮やかにブロックすると、ダヴィド・モーベルグにすぐさま預けて返しを受け、右サイドをえぐって絶妙なクロス。ユンカーのゴールにスタジアムが熱狂のるつぼと化すなか、クロスを上げた際に足をつって立ち上がれない酒井の姿が印象的だった。
そんな酒井のハイパフォーマンスを称えたのが、韓国メディア『Star News』のイ・ウンヒ記者だ。「“贅沢なタックル”が、全北に悪夢をもたらした」と銘打ち、次のようにレポートしている。
「敵ながら酒井宏樹は、本当に粘り強く、偉大なプレーを見せてくれた。彼のような“贅沢なベテラン”がチームにいればどれだけ心強いだろう。ゲームを通して絶大な存在感を示し、あの時間帯であのようなタックルを繰り出せるのだ。結果的にそこからユンカーの同点ゴールが生まれ、九死に一生を得た浦和はPK戦で勝利を手にした。まさに酒井が、全北に苦い悪夢をもたらしたのである」
さらに同記者は「(あのタックルの場面は)あまり覚えていません。ただただ負けたくない気持ちだけで走っていました。ピッチの11人全員が同じ気持ちならば、かならず追いつけると信じていた」という酒井本人のコメントを紹介。それを受けて、「凄まじいまでの精神的な強さと闘争心。それがベースにあってこその偉大なプレーだ」と32歳を称え、「欧州から浦和に活躍の場を移して、誰もが驚いたのも無理はない。彼はきっといまでも、欧州トップレベルで闘える選手だからだ」と続けた。
ACL決勝はホーム&アウェー方式で、来年2月19日に第1戦が、同26日に第2戦が開催される。アラブ勢が中心の西地区は現在、ベスト8まで出揃っており、来年2月3日からノックアウトラウンドが実施される予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
