ベゼルが細い新 iPad Pro、実は黒オビで縮小表示のアプリ多数
特に長辺が30cmを超えていた旧 iPad Pro 12.9インチとの差は歴然。新旧を並べて色々なアプリを試すと、ディスプレイは12.9インチで全く同じはずなのに、本体が一回り大きな旧型がなぜか画面まで広いような錯覚に陥ります。
ホームボタンがない iPhone X や新 iPad Pro は、画面下から上にスワイプする動作でホーム画面に戻ります。
この操作の手がかりのため、ホームボタンの代わりに置かれたのが横棒ことホームインジケータです。この横棒を左右にスワイプすることで、アプリを素早く切り替えることもできます。
アップル純正アプリをはじめ、新しいiPadのユーザーインターフェースに最適化されたレイアウトのアプリならば、この横棒はアプリの上に乗る形で表示されます。

しかし最適化されていないアプリの場合、ホームインジケータとアプリ本来の操作が干渉することを防ぐため、iOSはアプリの表示領域を一回り小さく縮小して、余白にホームインジケータを置く挙動になります。
アップル純正マップと、未対応のGoogleマップを比較。
画面まわりの枠(ベゼル)と同じ黒い帯のため、まるで細くなったはずのベゼルが太くなったように見えます。本来は丸くカットされた液晶画面の角が真っ直ぐ90度になっていることに注目。


実測してみると、本来のベゼル幅は9mm程度。「ソフトウェアベゼル」(いま勝手に作った言葉)も足すと15mm弱。
画面の縦横比を維持するため左右や上下に黒帯ができることはよくありますが、新しいiOSのスタイルに最適化していないアプリは上下左右に黒帯で、せっかくの画面がやや小さくなります。
新 iPad Proが発売されたばかりの今は、多くのサードパーティーアプリがこの縮小表示状態です(LightroomなどのAdobeアプリ、Googleマップ、Fortnite etc)。
しかし今後それぞれのアプリで、「iPad Pro (2018)の画面表示に最適化しました」「iPad Proに対応しました」アップデートがあれば、隅々までちゃんと使えるようになるはずです。
画面の下端ギリギリに細かな操作ボタンが集中していない限り、対応は比較的簡単なはずなので、アプリ開発者さえその気になればすぐに更新が期待できます。
実際のところどれくらいのアプリが対応してきたかは、発売から1年以上が経過したiPhone Xユーザーにぜひ聞いてみてください。
(真面目な話、iPhone XS / XR どちらにもホームボタンがなくなったことで、最適化はこれまでの一年よりもっと積極的に進むことも考えられます。進めてくださいお願いします。)
