りそな銀行、平日休業開始で他行の一手
1890年以来、当座預金業務を担う店舗は、土日・祝日と年末年始以外は休業できなかった。今回の規制緩和でどの店舗も平日休業が可能になる。近接する店舗で平日休業日をずらして設定すれば、同じ行員が複数店舗で勤務でき人員配置の効率化につながる。
近年の人口減少やインターネットバンキングなどの普及で、店舗の来店者数は減少の一途をたどる。三菱UFJ銀行と三井住友銀行の来店数は過去10年でそれぞれ、4割、3割減少。大手銀行グループは店舗改革を重点課題の一つに掲げ取り組みを加速している。
三菱UFJ銀は23年度までに窓口で行員が接客する既存店舗を半減し自動化などを取り入れた次世代店舗を増やす。三井住友フィナンシャルグループ(FG)も19年度までに全国430店をペーパーレス化など導入した次世代店舗に移行する。
店舗の効率化とともに顧客の足を店舗に向かわせる仕掛けづくりも重要となる。三井住友銀は7月、資産運用や住宅ローンなどの相談業務に特化した個人専用の新型店舗を東京・汐留に開業した。営業時間を11時半から19時に設定、会社員などの来店を促す。誰でも休憩などに利用できるフリースペースも設け、これまでの銀行店舗のイメージを払拭(ふっしょく)した。

