19年ぶり新型軽商用車「N−VAN」はホンダの“成長エンジン”になるか
ホンダは4月にN―バンのウェブサイトを公開し、今夏に発売するスケジュールなどを発表。6月1日には商品概要やモデルラインアップなどの追加情報を公開した。
二つ目は助手席側の窓枠がないピラーレス設計。これによりテールゲートと助手席側との二つの動線を使い円滑に荷物を積み降ろせる。また縦列駐車などでテールゲートを開けにくい時、助手席側から楽に作業できるのもメリットだ。
モデルラインアップは、仕事道具としての機能性を追求した基本の「G」、それに一部機能を追加した「L」。さらにプライベートでも使いたいというユーザー向けに装備やデザインを高めた「+スタイルFUN」と「+スタイルCOOL」を用意する。安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全モデルで標準搭載する。
ホンダは「Nシリーズ」の第1弾としてワゴン型の「N―BOX」を11年11月に発売した。その後、タイプの異なる派生車を投入し顧客層、用途の両面で幅広いニーズに対応する体制を整えた。Nシリーズで17年度は前年度比16・2%増の22万3449台を販売し、登録車を含む車名別新車販売で年間首位を獲得した。
新たにNシリーズに加わるN―バンは、初の商用車として働く人の需要を取り込む。同社はN―バンと同様の軽商用車として「アクティ バン」を展開してきたが、ここ数年はライバル車であるダイハツ工業「ハイゼット」やスズキ「エブリィ」の改良などもあり、苦戦を強いられている。
