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加熱式タバコや電子タバコを吸うメリットを喫煙者に聞いた

今や日本でも、加熱式タバコや電子タバコを吸っている人を見かけるのは珍しくなくなった。前者は「iQOS」「Ploom TECH」「glo」が、後者はVAPEが国内で展開。これまで紙巻きタバコを吸っていた愛煙家がこれらの製品に切り替えるケースも増えているが、実際に電子・加熱式タバコに替えてみて何かメリットを感じているのだろうか。

今回は電子・加熱式タバコを使用している喫煙者197名に「電子・加熱式タバコを吸うことのメリット」について質問してみたので、その回答を紹介しよう。

○煙や臭いが気にならない

・「服に臭いがつきにくい」(36歳男性/官公庁/公共サービス関連)

・「子供が煙たがらなくなった」(35歳男性/フードビジネス/その他)

・「煙を気にする必要がない」(24歳男性/その他/その他)

・「車の中の臭いが抑えられた」(25歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

・「家の中でも煙が抑えられるので、吸わない家族の健康を害する心配が多少減った」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)

○吸える場所が増えた

・「紙巻きなら喫煙不可能なところでも、喫煙できるようになった」(57歳男性/ビル管理・メンテナンス/その他)

・「店内OKが増えた」(26歳女性/その他/事務・企画・経営関連)

・「紙巻きタバコが吸えないところばかりになっていましたが、電子タバコ・加熱式タバコなら吸えるところが増えてきましたので、以前のように喫煙可能な場所を探す手間が減ってきて助かっています」(57歳男性/通信機器/事務・企画・経営関連)

○周囲に気兼ねなく吸える

・「家族からのプレッシャーが減った」(32歳男性/その他/その他)

・「どこでも気兼ねなく吸える」(43歳男性/ホテル・旅館/販売・サービス関連)

・「周りの人に気兼ねなく吸えるようになってきているので、自分も喫煙にストレスを感じずにすむのが良い」(57歳男性/その他金融/営業関連)

○ヤニが気にならない

・「車の中で吸ってもヤニの汚れがつかない」(47歳男性/その他/その他)

・「煙が少なく、副流煙の心配がない。ヤニによる部屋の汚れを気にしなくてよいのが助かる」(60歳男性/医療用機器・医療関連/事務・企画・経営関連)

・「たばこの灰やヤニが出ない」(60歳以上男性/建設・土木/その他技術職)

○コストパフォーマンスがよい

・「安い本体価格の電子タバコが売られるようになり、お得にタバコを吸うことができるようになった」(41歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)

・「運用コストが安くすむ」(43歳女性/広告・出版・印刷/事務・企画・経営関連)

・「節約できて小遣いが浮いた」(44歳男性/その他/その他)

○その他

・「疲れにくくなった」(38歳男性/サービス/公共サービス関連)

・「タバコの本数が減った」(50歳男性/ガラス・化学・石油/メカトロ関連技術職)

・「火事の心配がない」(60歳以上男性/フードビジネス(総合)/営業関連)

○■総評

今回のアンケートでは「煙や臭いが気にならない」を電子・加熱式タバコのメリットとしてあげている喫煙者が最も多く、その割合は全体の約3割だった。紙巻きタバコの特徴である「煙」と「臭い」が非喫煙者から敬遠され、肩身をせまくしながら吸っていた人が一定数いたことがうかがえる。

その次に多かった回答は「吸える場所が増えた」で1割弱だった。電子・加熱式タバコが普及した昨今は「紙巻きタバコはNGだが、加熱式タバコはOK」といった店舗も出てきており、それが一目でわかるようにステッカーを店先に掲出しているケースもある。ランチ後にそのまま一服したり、飲酒中に喫煙が可能になったりした点も大きなメリットに感じられるようだ。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2018年2月9日〜2月13日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 197名(男性139名 女性58名)

調査方法: インターネットログイン式アンケート