<ANZレディース>アマ18歳のジョー、9アンダーの大躍進 アルバトロスも

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【ゴールドコースト発】ゴルフ・ANZレディースマスターズ2日目(25日、ロイヤル・パインズ・リゾート、豪州=6443ヤード=パー72)

 アマ選手として出場のティファニー・ジョー(18=アメリカ)が、2日目で9アンダーを記録し、通算8アンダーで暫定3位に浮上した。10番ホールからスタートしたジョーは、最終ホールの9番(492ヤード、パー5)でパーより3打少ないスコアーでホールを終了する「アルバトロス」を達成。ウェブと宮里藍が持つコースレコードの63でホールアウトする快挙を成し遂げた。

 選手生活で初めて受けるという記者会見では、「信じられない。こんな名誉なことはない」と満面の笑みを浮かべた。「プレーの前に何も考えていなかった。決勝に進みたかったから、パーかアンダーぐらいを狙っていただけ」とジョー。

 韓国系アメリカ人のジョーは、フィラデルフィア生まれのサンディエゴ育ちでゴルフは12才で始めた。6月に高校を卒業し、来年からはUCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)に入学する予定。「勉強に専念したいので、大学卒業まではアマのままでいたい」。

 早くも報道陣から「ANZレディースマスターズで優勝できると思うか?」との問いが飛び出たが、「一打一打に専念します」と短く答えた。