Samsung、初のTizen搭載スマホ「Samsung Z」を発表!指紋センサーや脈拍計などを搭載し、GALAXYシリーズの機能を継承しつつエコシステムの構築をめざす

初のTizen搭載スマホ「Samsung Z」が発表!

Samsung Electronics(サムスン電子)は2日(現地時間)、世界初のOSに「Tizen」を採用したスマートフォン「Samsung Z」(型番:SM-Z910F)を発表しています。

OSには次世代バージョンではない現行のTizen 2.2.1を採用。4.8インチHD(720×1280ドット)有機EL(Super AMOLED)ディスプレイや2.3GHzクアッドコアCPU(Qualcomm製「Snapdragon 800」)、800万画素アウトカメラ、下り最大150Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応したLTE UE Category 4などに対応した最高スペックではないものの、ミドルエンドの上位モデルといったところ。

また、同社のOSにAndroidを採用したフラッグシップスマートフォン「Galaxy S5」に続き、指紋センサーや脈拍計を搭載。その他、GALAXYシリーズで利用できる健康支援サービス「S Health」やウルトラ省電力モード、ダウンロードブースターなどに対応するなど、多くの機能が盛り込まれています。

発売時期は2014年第3四半期(7〜9月)を予定しており、ロシアやその他の国・地域に投入され、同社ではTizenのエコシステムを利用したより安価で性能の良いモデルであることをアピールしています。

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カメラ機能もGALAXYシリーズと同様にクイックショットやベストフォト、ドラマ、パノラマ、デュアルカメラ、ミニモードなどに対応。また、機能的にはGALAXYシリーズにはない「カラーテーマカスタマイゼーション」にも対応しているとのことです。

スペックとしてはその他では、200万画素フロントカメラや2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、最大64GBまでのmicroSDXCカードスロット、Bluetooth 4.0 BLE、2.4および5.xGHzのデュアルバンド(HT40)や2×2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、microUSB 2.0、NFC、赤外線リモコン、GPS+GLONASS、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、電子コンパス、気圧計、環境光センサー、磁気センサーなどとなっています。通信方式は4G(LTE)以外にも2G(GSM)および3G(W-CDMA)に対応しています。

サイズは大きさが約138.2×69.8×8.5mm、質量が136g。バッテリーは2600mAh。ボディーカラーはBlack(ブラック)およびGold(ゴールド)の2色が用意されています。

Tizenを採用したスマートフォンは以前より開発していることが明らかにされており、一時はNTTドコモからも発売されるとの報道もありましたが、NTTドコモの方針転換によってNTTドコモ向けについては白紙になっています。

記事執筆:memn0ck


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