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 ◇インターリーグ レッドソックス8−4ドジャース(2026年8月2日 ロサンゼルス)

 レッドソックスのタイロン・ゲレロ投手(35)が2日(日本時間3日)、敵地でのドジャース戦で7回から救援登板。1イニングを投げ2安打1失点も大谷翔平投手(32)から空振り三振を奪い、手応えを口にした。

 6−3の7回に3番手で登板。マンシーに内野安打を許すと、1死から大谷の打席では自身の暴投で二塁まで進まれた。それでも大谷に対し、100マイル(約160・9キロ)超の速球を続け、最後は2ボール2ストライクからの5球目、外角にスプリットを沈めて空振り三振に仕留め「彼は今、世界最高の打者の1人。今回が初対戦だったので、『最初から攻めよう』と決めていた。積極的にストライクを取りに行き、最後はスライダーかスプリットで仕留めようと考えて、今回はスプリットを選び、それがうまく決まった」と自信をのぞかせた。

 ゲレロは22年、25年の計2年間、ロッテでプレーし、22年は佐々木朗希(現ドジャース)とチームメートだった。日本で学んだこととして「一番大きかったのはスプリット」と即答し「実は佐々木朗希が教えてくれたんです」と告白。というのも「彼を見ていると、僕と少し似ているタイプ。速い球を投げて、そのあとにスプリットを使う。それを見て『自分もこの球を覚えたい』と思った」と投球タイプが佐々木と酷似していると実感し、練習中に自ら「スプリットの投げ方を教えてくれないか」と懇願したという。

 佐々木も快く応じて教えてくれたそうで「それ以来ずっと投げ続けている。もちろん速球ほど多くは使わないが、今日みたいな場面では使うし、とても良い球になっている」と朗希“直伝”スプリットが武器になったと感謝した。

 今カード初戦でも再会し、話す時間があったそうで「朗希、もう一回スプリットを見せてくれ」と頼むと、右腕がまた教えてくれたと頭を下げ「通訳はいなかったので、2人だけで英語で話した。彼の英語は本当に上達していて、正直、驚いたよ」と笑った。

 ゲレロはメジャー2年目の今季、王者ドジャースの先発ローテーションの一角としてここまで5勝を挙げている佐々木について、「僕にとっては驚きではないよ。彼には長くメジャーで活躍できる才能があると最初から分かっていた」と確信していたといい「あとはリーグに慣れ、対応を覚えるだけ。そうすれば必ず素晴らしい投手になる」とさらなる活躍にも期待を寄せる。

 大谷を朗希“直伝”スプリットで三振に仕留めたものの次打者・パヘスに適時二塁打を浴びて失点。それでも世界屈指の打者・大谷から三振を奪えたことで「彼がスプリットの投げ方を教えてくれたおかげ。ありがとう、朗希!」と最後まで元同僚右腕に感謝しきりだった。