AIで生成した画像や動画、EUが識別できる表示義務づけ…違反なら最大27億円か年売上高3%の制裁金
【ブリュッセル=秋山洋成】欧州連合(EU)は2日、AI(人工知能)で生成・加工した画像や音声、動画などの内容に対し、利用者がAIによるものだと分かる表示をするよう事業者に義務づける。
規制によって利用者を偽情報などから守る。
2024年8月に発効したAIを包括的に規制する「AI法」に基づくもので、違反した場合、最大1500万ユーロ(約27億円)か、世界での年間売上高の3%のいずれか高い方の制裁金が科される。
生成AIサービスの開発事業者やAIを利用する事業者が対象となり、対話型AIのサービスには、AIとのやりとりであることを明示するよう求める。
また、EUの執行機関・欧州委員会の専門組織「AIオフィス」は2日から、生成AIモデルの開発業者への監督を強化する。社会に大きな影響を与えかねない先端モデルは、必要に応じて一般公開を制限することを要請する方針だ。

