侍ジャパン・井口資仁新監督「日本を引っ張って」メジャー組に期待 最大の目標はロス五輪金 初陣は11月
野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に就任することが発表された井口資仁氏(51)が25日、会見に臨んだ。元メジャーリーガーが指揮を執るのは史上初となる。井口新監督は「侍ジャパンは球界最高の選手たちが集まります。その才能を最大限に引き出し、日本らしい緻密さ、粘り強さ、そして挑戦する姿勢を世界に示していきたいと思っております」と決意を口にした。
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会見冒頭では「日本野球を代表するトップチームのトップチームを率いる機会をいただきまして大変光栄に思う同時に、その責任の重さを感じています」と挨拶。最大の目標は2028年ロサンゼルスオリンピックでの金メダル獲得だ。「短期決戦では、個の力だけでは世界一になれません。お互いを信じ、役割を理解し、1人1人がチームのために戦う集団こそが本当に強いチームだと信じています」と力強く語った。
さらに「日本の野球を体現できるそんなチームを作っていきたい。全員が役割を理解して、一つのアウトだったり、一つの進塁へ執念というのが積み重ねられる、そんな集団を作っていけたらと思ってます」と新チームのイメージを口にした新監督。「日本中の子供たちに侍ジャパンのような選手になりたいという、そんなチームを作っていくのも私の使命だと思っています」と未来の侍ジャパンへの思いを語った。
中村勝彦事務局長は「(井口新監督は)日本だけではなく、アメリカでも輝かしいキャリアを積み上げて、国際舞台を含めた豊富な経験がございます。また、これまでの野球人生を通じて培われた人脈リーダーシップを含め、これら侍ジャパンを率いていく上で非常に重要なふさわしい人物であると評価委員会でも判断をいたしております」と選考理由について語った。
3月のWBCで侍ジャパンは大谷翔平(ドジャース)、山本由伸(ドジャース)、村上宗隆(ホワイトソックス)ら、過去最多となる8人のメジャーリーガーを招集して本大会に臨んだが、準々決勝でベネズエラに敗れ、過去ワーストのベスト8となった。
5月末に任期満了で退任した井端弘和監督(51)の後任として井口新監督がチーム再建を託された。11月開催予定の「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」が井口新監督の初陣となる。
■井口資仁(いぐち ただひと)
1974年12月4日生まれ、東京都出身。國學院久我山高校から青山学院大学を経て、1996年アトランタオリンピック日本代表として銀メダル獲得に貢献。同年のドラフト1位(逆指名)で福岡ダイエーホークスに入団し、1999年と2003年の日本一達成に大きく貢献した。2005年にMLBシカゴ・ホワイトソックスへ移籍し、同年にワールドシリーズ制覇を経験。フィリーズ、パドレスなどを経て2009年に千葉ロッテマリーンズへ入団。日米通算2254安打を記録し2017年に現役を引退した。2018年から2022年まで千葉ロッテの監督を務めた。
