準決勝で力投する関東第一・高橋友朔(撮影・西岡正)

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 「高校野球東東京大会・準決勝、関東第一7−0目黒日大」(25日、神宮球場)

 夏の県大会2連覇中の関東第一は高橋友朔投手(2年)が自己最速の150キロを投じるなど、“ノーノー”で目黒日大に7回コールド勝利した。

 「球速は見てなくて、ベンチに帰ったときにチームメートから言われたので、それはうれしかった」

 これまで自己最速はこれまでは149キロだったが、初回2死から3球目に150キロを計測した。今秋ドラフト上位候補の横浜・織田翔希投手(3年)の投球フォームを研究して、体の使い方を参考にするなど努力を結果につなげた。二回以降もテンポよくアウトを積み上げ、8三振を奪って試合を締めた。

 中学時代は遊撃手も務めた右腕。米沢貴光監督(51)は「お兄ちゃんよりもバッティングがいい。多分チームで一番飛ばす」と打撃面も評価するが、「速いボールが投げられる。まだまだ成長できる部分がたくさんある」と今大会は投手で起用する方針だ。

 高橋の兄は関東第一で主将を務め、24年夏の甲子園準Vをけん引したスラッガーの徹平。現在は中大に所属している。

 そんな兄がきっかけで高橋は野球を始めた。甲子園準Vの試合はアルプス席で見届けたと言い、「兄が準優勝だったので、そこ(甲子園)で優勝して兄に優勝っていうのを持って帰りたい」と聖地への思いは強い。「尊敬している」という兄のためにも夏の県大会3連覇を目指す。