同じ「ヴェルファイア」でも価格差は415万円超。装備やパワートレインにも違いがある

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415万円差で何が違う?

「ヴェルファイア」は、トヨタが展開する高級ミニバンです。2005年に「アルファード」の姉妹車として登場し、広い室内空間や上質な後席装備に加え、力強く個性的なデザインを特徴としています。

 現行モデルは2023年に発売された3代目で、存在感のあるエクステリアや快適性を追求した後席空間、力強い走行性能と上質な乗り心地を両立したモデルです。

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 今回の一部改良では、新ボディカラー「ニュートラルブラック」を全グレードに設定したほか、「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」の内装加飾をブロンズスパッタリングに統一しました。

 今回は、エントリーグレードの「Z Premier(ターボガソリン車・2WD)」と、最上級仕様の「Executive Lounge(プラグインハイブリッド車・E-Four)」を比較します。乗車定員は、Z Premierが7人乗り、Executive Lounge(PHEV)が6人乗りです。

 ボディサイズは両グレード共通で、全長4995mm×全幅1850mm。全高も19インチタイヤ装着時で1945mmと同じです。

 ボディサイズに違いはありませんが、パワートレインや装備内容によってキャラクターが大きく異なります。

 エクステリアは、いずれもヴェルファイアらしい存在感のあるデザインを採用していますが、細部には違いがあります。

 例えばホイールは同じデザインながら仕上げが異なり、Z Premierはブラックスパッタリング塗装、Executive Lounge(PHEV)はシルバースパッタリング塗装となっています。

 インテリアでは、今回の改良によりExecutive Loungeの内装加飾がブロンズスパッタリングへ統一され、より上質な空間へと仕上げられました。

 ヴェルファイアは全グレードで高級ミニバンらしい充実した装備を備えていますが、Executive Loungeは快適性をさらに高めています。

 例えばオーディオでは、Z Premierが10スピーカー仕様であるのに対し、Executive Loungeには15スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステムが標準装備されています。

 パワートレインは、Z Premierが2.4リッター「T24A-FTS」ターボエンジンを搭載するガソリンターボ車です。

 最高出力279PS、最大トルク430Nmを発揮し、トランスミッションにはDirect Shift-8ATを組み合わせます。

 一方、Executive Loungeは2.5リッター「A25A-FXS」エンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車です。システム最高出力は225kW(306PS)で、トランスミッションには電気式無段変速機を採用しています。

 駆動方式は、Z Premierが2WD(FF)、Executive LoungeがE-Four(電気式4WD)です。E-Fourは路面状況に応じて前後輪への駆動力を最適に配分し、滑りやすい路面での発進性能や走行安定性を高めています。

 WLTCモード燃費は、Z Premier(ターボガソリン車・2WD)が10.7km/L、Executive Lounge(プラグインハイブリッド車・E-Four)が16.7km/Lです。市街地モードでは、それぞれ7.6km/Lと14.1km/Lとなっています。

 メーカー希望小売価格(消費税込)は、Z Premier(ターボガソリン車・2WD)が674万9600円、Executive Lounge(プラグインハイブリッド車・E-Four)が1089万9900円です。

 その差は415万300円に達し、同じヴェルファイアでもグレードやパワートレイン、装備内容によって大きな価格差があります。

 力強い走りと価格のバランスを重視するならZ Premier、移動中の快適性や先進装備に加え、PHEVならではの環境性能も求めるならExecutive Loungeが有力な選択肢となるでしょう。