アルゼンチン対エジプトの試合後、異例の事態が発生した。(C)Getty Images

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 アルゼンチンサッカー協会(AFA)が、サイバー攻撃を受けていたことが明らかになった。母国メディア『infobae』が報じている。

 同メディアによれば、「AFAはワールドカップの試合後、エジプトのハッカーによるメールアカウントへの『不正アクセス』被害を受けた」という。

 サイバー攻撃が発生したのは、リオネル・スカローニ監督率いるアルゼンチン代表が、W杯決勝トーナメント2回戦でエジプト代表を3−2で下した直後だった。「このサイバー攻撃は、リオネル・スカローニ監督率いるチームがワールドカップ決勝トーナメント2回戦で3対2の劇的な勝利を収めた後に発生した」と伝えられている。

 この試合は判定を巡って大きな議論が巻き起こった。エジプトサッカー連盟は、審判がアルゼンチンを優遇したとして、審判の判定に不満を表明。その後、AFA関連のメールアカウントから、複数のジャーナリストに不審なメールが送信された。

 件名は「システムがハッキングされました。不当な決定。エジプトとホッサム・ハッサン監督に正義を」。メールには「エジプトは絶対的な名誉、情熱、そして戦術的な熟練度をもってプレーした。しかし、アルゼンチン相手に勝利を収められなかった。不正な審判の判定によって勝利を奪われたのだ」といった内容が記され、「エジプトのサイバー戦士」と署名されていた。
 
 さらに本文では、「フィールドに正義がないなら、ソーシャルメディアに平和を期待してはいけない。この発信を我々の抗議の永久的な記録とみなせ」と主張。また、政治的なメッセージも含まれていたと報じられている。

 この事態を受け、AFAは公式声明を発表。「当協会の機関アカウントから、当チームが作成または承認していないメールが送信された可能性があることを検知しました」と報告し、最近受信したメールのうち、リンクや添付ファイル、個人情報を求める内容を含む不審なメッセージには反応しないよう呼びかけた。

 声明では、「アカウントが不正アクセスを受けた可能性があるため、何が起こったのかを解明し、必要なセキュリティ対策を講じるために取り組んでいます」と説明。「システムには適切なセキュリティ対策と保護措置が講じられている」としたうえで、現在は攻撃の発生源や被害範囲の特定を進めていると明らかにしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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