「アメリカに死を」怒りの声も… イランで故ハメネイ師の国葬 首都中心部を埋め尽くす参列者 「独立記念日」迎えたアメリカは“お祝いムード”
アメリカとイスラエルの攻撃で死亡した、イランの前の最高指導者、アリ・ハメネイ師の国を挙げた葬儀が行われています。参列者はおよそ2000万人にものぼるとされていて、アメリカなどへの怒りの声もあがっています。
■テヘランで3日間にわたり…前最高指導者ハメネイ師の国葬

日本時間6日、イランの首都テヘラン中心部を埋め尽くした数百万人の人々。およそ37年にわたり、国のトップに君臨し続けた前最高指導者アリ・ハメネイ師の棺をのせた車両が、群衆の中をゆっくりと進んでいきます。
テヘランで3日間にわたり執り行われている故ハメネイ師の国葬。

その初日には…
本岡英恵記者(4日・国葬初日)
「朝5時を過ぎたところですけど、多くの人たちが集まっています」
早朝から葬儀会場に向かう多くの人の姿がありました。
「アメリカに死を」
故ハメネイ師のポスターを手に声をあげる群衆。

その道中には、いまの最高指導者モジタバ師の伝記が…。
モジタバ師の伝記を購入
「新しい最高指導者、モジタバ師の人物像を知る必要があると思う」
今回の葬儀にも、いまだ姿を見せていないモジタバ師について知ろうと、多くの人が足を止めていました。
■声をあげ涙を流す人 「復讐」と書かれたプラカードも

巨大な権力をもち、生前は国民からの反発も高まっていた故ハメネイ師ですが、棺が置かれた礼拝所に入ると、会場は黒い服に身を包んだ参列者であふれかえっていました。
声をあげながら涙を流す人の姿も見られました。
参列者
「さみしいです。ハメネイ師がテヘランと我々から離れようとしている」
胸や頭をたたき哀悼の意を示す人々。

その中には「復讐」と書かれたプラカードが。
参列者
「ネタニヤフに死を!トランプに死を!」
最高指導者を殺害したアメリカとイスラエルへの怒りも垣間見えました。

参列者
「なぜ他の国の人が私たちのリーダーを殺せるのか理解できません。アメリカ人は好きですが政府は好きではありません」
■「独立記念日」を迎えたアメリカは“お祝いムード”

そのアメリカでは、同じ日、街中はお祝いムードに染まっていました。
この日、建国250周年となる独立記念日を迎えたアメリカ。
テキサス州から来た人(米・ワシントン、4日)
「これは一生に一度の機会です。ここに来ることができて本当にうれしいです」
盛大に祝おうと様々なイベントが予定されていましたが…
増田理紗記者
「風が徐々に強くなってきました。いまですね、天候の悪化を理由にこちらのイベントを一時中止するとアナウンスがありました」
■トランプ大統領「イランを見ろ。我々が壊滅させた」

トランプ大統領の演説と史上最大規模の花火の打ち上げが近づく中、雨脚は強まるばかり。それでも、日付をまたぐ前に壇上にあがったトランプ大統領は…
アメリカ トランプ大統領
「この国は自由の故郷であり自由の地なのだ。地球上で最も並外れ、最も卓越し、最も素晴らしい国家だ」
“自由の国”アメリカの偉大さを訴えー
アメリカ トランプ大統領
「イランを見ろ。我々が壊滅させた。彼らの軍隊を一掃した」
イランへの軍事作戦の成果も強調しました。
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同じ日にひとつの節目を迎えたアメリカとイラン。戦闘終結に向けた協議はハメネイ師の国葬のあとに再開されるとみられています。
