26年前に盗まれた仏像、北京の博物館で堂々と展示?博物館は「正規に購入した」と説明 ―中国
2026年7月2日、中国メディア・新黄河は、北京市の博物館が収蔵する仏像について、26年前に盗まれた文化財である可能性が浮上したと報じた。
記事によると、7月1日にあるネットユーザーが、北京市の観復博物館に収蔵されている仏像1体が、2000年4月に海南省海口市の五公祠で盗まれた宋代の仏像と酷似していると投稿した。
中国の盗難(紛失)文化財情報公開プラットフォームのデータによると、五公祠の仏像は高さ1.3メートルで中は空洞、重さ約100キログラムで、頭頂部に穴があるほか、右下の一部に破損があるといい、同博物館に展示されている仏像と特徴上の共通点が多く存在するという。


同博物館は2日に声明を出し、「仏像は05年にアモイ市の正規の古美術市場で展示品として購入したものであり、約20年間にわたり展示してきたが、これまで異議を唱えられたことは一度もなかった」と説明した。
事態を重く見た同博物館は、国家文物局などの主管部門へ自ら事実関係を報告したことを明らかにし、主管部門による鑑定と事実解明が進む中で、その指示に従う姿勢を示しているという。
仏像が盗まれたとされる五公祠管理事務所の担当者は現地メディアの取材に対し、「情報を把握して関係部署へ報告した」とコメント。また、海口市公安局の担当者も「報告を受けて調査中である」と明かした。(編集・翻訳/川尻)

