YouTubeチャンネル「生活に役立つメンタルヘルス」が、「自〇傾向のある人の8つの特徴」を公開した。動画では、精神科医などの知見をもとに、自ら命を絶つ選択をしやすい人が抱える傾向や心理的背景について解説している。

動画の冒頭で、「嫌なことがあったら、消えていなくなりたいと思う瞬間は誰にでもある」としつつ、それを実行に移してしまう人にはいくつかの共通する特徴があると指摘している。一つ目の特徴として「家族に自〇した人がいる」ことを挙げ、自ら命を絶つこと自体が遺伝するわけではないが、身近な人の死が強いトラウマになり、影響を受けやすい状況に置かれると解説した。

続いて、「自傷行為の習慣がある」点について言及した。自傷行為は体の痛みで心の辛さを和らげるためのものであり、必ずしも自殺の動機とイコールではないと説明している。しかし、痛みや傷に慣れることでより深刻な行為へのハードルが下がり、結果的に自死へ移行しやすいと警鐘を鳴らした。さらに、アルコールによって理性が失われる「飲酒の習慣」や、苦しさを客観視できなくなる「孤立」、自死を試みた人の90%に関連しているとされるうつ病や双極症などの「精神疾患」も重大なリスク要因であると強調した。

ほかにも、失業や破産などの「経済的な悩み」や、慢性的なストレス経験に起因する「自己肯定感が低い」状態、脳機能の低下を招きネガティブな思考に陥りやすくなる「不眠症」といった特徴が挙げられた。

動画の終盤では、日本の歴史的な文化的背景にも触れつつ、自死は未然に防げるものだと断言した。役所や法テラスなどの無料相談窓口を活用し、一人で抱え込まずに早めに医療機関や専門家に助けを求めることの重要性を伝え、動画を締めくくった。