韓国で「マイクロ消費」モデルが興隆―中国メディア

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中国メディアの人民網はこのほど、韓国で「マイクロ消費」モデルが興隆しているとする記事を掲載した。

記事によると、韓国では1人暮らし世帯の急増や高インフレ、消費者の意識変化などの要因を背景に、消費者が少額の支出をこまめに行う「マイクロ消費」モデルが急速に興隆している。

韓国では2004年に1人暮らし世帯が初めて800万世帯を超えて804万5000世帯となり、世帯数全体に占める割合は過去最高の36.1%に達した。1人暮らし世帯は家賃などの固定費が収入全体に占める割合が高く、他の支出を抑えることをより重視している。韓国のスーパー

急激な物価上昇も「マイクロ消費」モデルの興隆を後押ししている。5月の消費者物価指数は前年同月比3.1%上昇し、24年3月以来の高水準を記録した。韓国農村経済研究院が3月に公表した報告書によると、消費者が加工食品を購入する際に最も重視する基準として最多の23.2%が「価格」を挙げた。韓国農水産食品流通公社によると、米1袋(20キロ)の平均小売価格は8カ月連続で6万ウォン(約6000円)を超え、豚バラ肉の価格は100グラム当たり2811ウォン(約280円)と前年同期に比べて13%近く上昇した。

「マイクロ消費」モデルの興隆は、1995年から2009年の間に生まれたZ世代の消費行動の変化とも関係している。若者は消費に対してより慎重になり、コストパフォーマンスを見極めるためにより多くの時間と労力を費やしている。

企業や飲食店の間でも1人前サイズの商品を投入する動きが広がっている。カフェチェーンではコスパ抜群の「1人用カップかき氷」が大ヒットした。仁荷大のイ・ウンヒ名誉教授(消費者学)によると、社会における「マイクロ消費」の傾向は今後さらに広がるとみられ、こうした変化に迅速に対応できる企業が競争優位性を獲得する。(翻訳・編集/柳川)