ドジャース・大谷 32球場弾!現行本拠地完全制覇&メジャー300号もあと「2」
◇インターリーグ ドジャース9―4アスレチックス(2026年6月29日 サクラメント)
ドジャースの大谷翔平投手(31)は29日(日本時間30日)、アスレチックス戦の6回にメジャー通算300号まであと「2」に迫る18号3ランを放ち、3連勝に貢献した。初めてプレーしたア軍の暫定本拠地サターヘルス・パークでいきなり一発を放ち、現行の本拠地以外の球場も含めると32球場目のアーチ。前日に初点灯した地区優勝マジックは2つ減って「68」となった。
中堅後方にあるサクラメント名物の黄色い橋「タワー・ブリッジ」が夕日に鮮やかに照らされていた。大谷は打った瞬間に走り出すことなく打球を見つめ、柵越えを確信した。
5―3の6回無死一、二塁。左腕クルークが投じた高めのスイーパーを狙い澄ましたかのように強振した。打球速度112・3マイル(約181キロ)、今季自身2番目の打球飛距離432フィート(約132メートル)。特大弾にデーブ・ロバーツ監督も「浮いた球を完璧に捉えた素晴らしいスイング。ここ6週間は絶好調。今の彼は球界最高の選手」と賛辞を並べた。
28年にネバダ州ラスベガスに移転するアスレチックスの暫定本拠地サターヘルス・パークで初めてプレー。来季のア軍戦はドジャースタジアムで開催見込みで“最初で最後の3連戦”初戦でいきなり本塁打を放ち、レンジャーズの旧本拠地や東京ドームなども含めてこれで32球場での本塁打となった。現行の本拠地で本塁打の出ていない残る2球場はフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークと、レッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパーク。いずれも今季プレー予定で「現行の本拠地30球場制覇弾」にも期待が高まる。
月間MVPを過去に2度受賞している6月は、今季も打率・337、8本塁打、19打点と好相性。登板2日前のこの日は投手としてはキャッチボールで調整した。左膝の炎症はまだ万全ではないが、指揮官は「打撃のメカニクスという意味では、バランスも取れているし100%の状態」と太鼓判を押した。
3連勝を飾り、16年から指揮を執るロバーツ監督は通算999勝となった。史上最速となる1000勝到達に王手をかけて「明日決めてしまいたいね」と笑顔。同じ試合で大谷とともに節目に達する可能性もありそうだ。(柳原 直之)

