試合後、悔し涙を流す久保建英と肩を落とす鈴木彩艶(カメラ・山崎 賢人)

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◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 日本1―2ブラジル(29日、ヒューストン競技場)

 日本代表MF久保建英は、2大会連続で決勝トーナメント(T)1回戦のピッチに立つことができずに自身2度目のW杯を終えた。終了のホイッスルが鳴ると、久保の目には涙が浮かんだ。試合後、「チームメートに申し訳ない」と話した。

 1次リーグ(L)初戦のオランダ戦(2△2)の後半25分過ぎに相手との接触プレーで左膝を痛めて無念の負傷交代。第2戦チュニジア戦、第3戦スウェーデン戦は、チームに帯同せずに合宿地のナッシュビルに残って治療とリハビリ。27日に代表が合宿地を引きあげることに伴い、今回はチームとともにヒューストンへ移動したが、前日28日の練習でも別メニューでリハビリを続けており、同日の会見で森保一監督が「ブラジル戦に関して久保はプレーはできません。まだ全体練習に入っていない。早く回復することを願っている。彼も急ピッチでコンディションを上げてくれている」と欠場を明言していた。

 21歳で初出場した前回のカタールW杯は、1次Lでは初戦のドイツ戦、第3戦のスペイン戦で先発出場するも、いずれも前半の45分だけで途中交代。さらに1次Lを終えた直後に発熱し、PKで敗戦した決勝T1回戦のクロアチア戦を欠場。PK戦で敗退した瞬間は宿舎で見届けるなど不完全燃焼に終わった。

 それだけに、主力として臨む今大会に懸ける思いは強く、負傷後も仲間が勝ち進むことを信じて、懸命にリハビリを続けてきたが、2大会連続でピッチに立つことが出来ずに敗退する悔しさを味わった。