「甘くは絶対に行かないように」巨人・田中瑛斗 8回途中で大勢からマウンド引き継ぎ見事な火消し
◇プロ野球セ・リーグ 巨人2-1DeNA(6月28日、横浜スタジアム)
8回、セットアッパーの大勢投手が2塁打2本で1点を失ったところで、マウンドを引き継いだ巨人の田中瑛斗投手。対するバッターは宮粼敏郎選手でした。
「1球でも甘いところに投げると、その1球を仕留められるイメージがすごく強い。甘くは絶対行かないように意識しました」
この日は伝家の宝刀、シュートではなく徹底してアウトコースに逃げていくスイーパーを要求し続けた岸田行倫選手。そのリードにキッチリ応えた田中投手は宮粼選手をセカンドライナーに打ちとり、静かにマウンドからベンチに向かいました。
7回に投げることが多い田中投手ですが、この日は先発の井上温大投手が7回まで投げきったため、出番はないかと思われましたが、投手コーチからは8回にも準備をしていくように指示を受けました。
「温大が7回に1個くらいアウトくれるのかなと見てましたが、しっかり3人で抑えられた。きょうは出番ないかなと思ってたんですけど、託される場面ができたので、仕事ができてよかったです」
田中投手は21試合連続無失点を続けていて、防御率は0.37。いまの自分の投球はうまくいきすぎていて、いつか帳尻あわせのように打たれるのではないかと、マウンドには毎回おびえながら上がっているそうです。