金正恩氏、元山リゾートの診療所など視察 「全国の駅近代化」構想も表明
金氏は、観光地区への玄関口となる新設の葛麻観光鉄道駅を見て回り、「近代的な鉄道駅がわずか1年間で建設された」と建設関係者をねぎらい、「全国の地方鉄道駅改修の基準を確立する重要な契機になる」と述べた。さらに、全国の道所在地にある鉄道駅を近代化する構想を明らかにし、地域ごとの旅客・貨物輸送需要を科学的に分析した設計や、それに基づく予算案の策定を指示した。
また、金氏は観光地区内に新設された応急診療所も視察し、救急蘇生室や手術室、検査室などを確認した。医療従事者の確保と医療サービス向上の重要性を強調するとともに、施設内部の配置や設計にも改善点があると指摘した。
医療施設については、設計段階から施工、運営まで三者間の連携を強化し、建設法に基づく厳格な手続きを徹底するよう要求。北朝鮮が進める「地方発展20×10政策」の一環として、毎年20の市・郡に近代的な病院を建設する方針に触れ、設計能力の向上や予算編成の適正化など、建設全体の管理体制を強化する必要性を強調した。
