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北海道旭川市で女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている女の裁判は被告人質問が行われ、女は「殺意があったと言われるのも当然だと思う」と述べました。

(山岡記者)「1時間以上続いた内田被告の被告人質問。時折質問に対し言葉が詰まり、何十秒も無言が続く場面も見られました」

初公判で「殺意はなかった」と殺人などの罪を否認している内田梨瑚被告。

しかし、6月3日の被告人質問ではー

(内田被告)「当時は殺意を持って欄干に座らせたり押したりしたわけではなかったが、いまはそんなに危険なことを…危険なことをしていたので…殺意があったんじゃないかといわれても…(殺意があったと)言われるのも当然だと思います」

検察から「被害者に対し、殺意があると思わないか?」と問われた内田被告は、沈黙後に「いまは思います」と述べました。

午後には証人として内田被告の母親も出廷しました。

(内田被告の母親)「後先を考えず、自分の欲求のために周りを振り回した。成人しているが大人になりきれず、未熟で正しい判断ができなかったと思う」

母親が証言した際、内田被告が涙を流す場面も見られました。

殺人などの罪に問われている内田被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ川に落とし、殺害したとされています。

検察は何度も高校生を「落ちろ」「死ねや」と怒鳴ったことなど、「一連の行為が殺人の実行行為にあたる」と主張。

一方、弁護側は「女子高校生を橋の上に残し、携帯電話などを置いて立ち去っている」として殺人などの罪を否認していました。

(内田被告)「ナイフがあったら刺していたと思うくらい、腹が立っていたと思う」

橋に向かう前の心境についてこう述べた内田被告。

女子高校生が橋から落下するまでに「30回以上、死ねと言った」ということです。

(内田被告)「死にますという被害者がうざいと思っていたから、本当に死ぬ気がないなら、死にたいと言わないで欲しかったです」

これまでの裁判では、証人として出廷した共犯の小西優花受刑者が「梨瑚さんの調書は全部でたらめ」などと述べています。

この証言について弁護側から問われた内田被告はー

(内田被告)「事件から2年が経って、殺意の部分を争っているのが腹立たしい気持ちでいっぱいなのかなと思いました」

内田被告の被告人質問は4日も続きます。

※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。