YouTubeチャンネル「a0とnonkyuruの駅攻略」が、「桜木町駅が無料の鉄道歴史博物館になっていた【鉄道開業150周年】■駅攻略99」と題した動画を公開している。動画では、日本の鉄道開業150周年を機に、桜木町駅が初代「横浜駅」として開業した歴史的背景と、駅構内や周辺に広がる充実した展示物を紹介している。

動画の解説によると、桜木町駅は1872年に日本で最初に鉄道が開通した際、初代の「横浜駅」として開業した。その後、別の場所に開業した駅に名を譲り、1915年に現在の名称に改称されたという。この歴史的背景から、現在では駅構内や周辺に多数の資料が展示され、動画内では「まるで無料の鉄道歴史博物館のようになっています」と語られている。

南改札外には、明治初期の周辺地図や「みなとみらい時層マップ」が展示され、海岸線が急激に埋め立てられていく様子が視覚的に分かる。特に興味深いのは、桜木町駅と横浜駅の移り変わりに関する解説である。開業当時は駅ではなく「停車場」と呼ばれており、明治後期から大正時代にかけて埋め立て地が拡大する中で2代目の横浜駅が誕生し、初代が「桜木町駅」へ改称された経緯が図解とともに示されている。

加えて、貨物輸送に関する展示も豊富だ。明治期は生糸や絹織物、茶などが輸出品の主力であり、これらを「さぞ貨車いっぱいに積み込んでいたことでしょう」と当時の活況に思いを馳せている。さらに、桜木町駅は「鉄道創業の地」でもあり、150年前の開業式典の様子や、新橋から横浜間を平均時速約30キロで1時間かけて結んでいた当時の記録も残されている。

JR桜木町ビル内には110形蒸気機関車や創業時の客車が展示されており、北改札には昔の切符売り場を模した壁面デザインがあるなど、駅全体が歴史を伝える空間となっている。最後に、ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」からの美しい夜景も紹介された。これも「鋼索鉄道という鉄道の一種」であると補足されている。普段何気なく利用している桜木町駅に秘められた深い歴史と、日本の近代化を支えた鉄道の歩みを感じられる内容となっている。

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