JRT四国放送

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2025年度末で閉校になる阿南市の椿泊小学校で、3月12日に卒業式が行われました。

最後の卒業生が思い出の校舎に別れを告げた様子を、私が取材してきました。

❝校歌斉唱❞

椿泊小学校は、明治7年・1874年に創立。

記録が残る1925年以降、5533人の児童たちを送り出しました。

しかし、1928年に610人だった児童数は年々減少、2025年度は卒業生6人を合わせわずか10人となり、そして、2025年度いっぱいで閉校することになりました。

(宮下アナウンサー)
「先日行われた閉校式で、想い出の校舎へ最後の感謝を綴った横断幕が掲げられています」
「今日はこの場所で、椿泊小学校 最後の卒業式が行われます」

❝卒業生入場❞

12日に行われた最後の卒業式では、6年生一人一人の名前が読み上げられたあと、金森利至校長から卒業証書が手渡されました。

そして、金森校長がはなむけの言葉を贈りました。

(椿泊小学校・金森利至 校長)
「椿泊小学校のリーダーとなって培った校訓の精神を大切にし、仲間と力を合わせて楽しく充実した学校生活を送ってください」
「そして、夢の実現のために一歩一歩進んでいってください」

このあと在校生からは別れの言葉が、そして、卒業生6人からは、6年間の思い出と旅立ちの言葉が述べられました。

(在校生)
「6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。共に過ごした仲間を大切に、強くたくましく自分らしく歩んでください」

(卒業生)
「僕たちは、夢と希望を胸に、この伝統ある椿泊小学校を卒業します。さようなら」

こうして、椿泊小学校最後の卒業式は幕を下ろしました。

(6年生担任・松原悠 教諭)
「この6人、私も入れたら7人でいるのは最後になります。本当にみんなと過ごした一年間は宝物でした」
「とても楽しかったです。ありがとうございました」

(卒業生・井村悠吾くん)
「この学校で学んだことをちゃんと活かして、今後も生活していきたいなと思います」

(卒業生・小川結理さん)
「私のお父さんもおじいちゃんも卒業した学校で、私は卒業できるけれど、未来の子供たちは卒業できないというのは寂しいですね」

(卒業生の保護者)
「自分の娘の卒業と、学校の閉校が重なって、ひとしお感動というか」
「家ではできない交流もさせてもらいましたし… 成長を形として見ることができたので、ものすごく感謝しています」

❝校歌❞

2025年度いっぱいで、151年の歴史に幕を閉じる椿泊小学校。

海の見える校舎で仲間と笑いあった日々は、児童たちの胸にいつまでも生き続けます。

6年生が卒業すると、在校生は4月からそれぞれ近くの3つの小学校へ通います。

椿泊小学校、最後の卒業式を取材しました。