動画「生きがいの意味」で脳科学者・茂木健一郎氏が、自身の生きがい観について語った。茂木氏は、仕事や学校といった日常の中で「自分の存在する意味を理解することほど、その人の生きがいを支えることはない」と強調。その上で、どんな仕事でも「自分がどう人の役に立ち、コミュニティに貢献しているか」を自覚できたとき、日々の活動が生きがいに変わると述べた。

また、学生時代の勉強についても、「なぜこの勉強をしているんだろう」と疑問を持つことがあるが、「その意味を理解したときに、生きがいははっきりとしたものになる」と指摘。「生きがいというのは今ここにいること。自分の存在や時間を忘れて没頭する“フロー”状態でこそ得られるもの」と、脳科学者らしい視点で解説した。

さらに茂木氏は、「蝶々を見るのが好きだ」と自身の“生きがい”の一例を挙げ、「蝶って、どこから飛んでくるかわからない。来たらパッと目を向けて見る。生きている中で、そうした新しい出会いや出来事に感性が磨かれることに気づいた」と述懐。「宮本武蔵のように、蝶の飛翔を捉える中で自分の感覚も研ぎ澄まされる」と独自の感性を語った。

最後に茂木氏は、「我を忘れて何かに没頭するとき、そこに意味を見いだすことで生きがいはますます強くなる。皆さんも自分の人生を振り返って、その意味を考えてみてほしい」と視聴者に呼びかけ、動画を締めくくった。

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