「学校に行くことの意味」と題した最新動画で、脳科学者の茂木健一郎氏が自身の考える「学校に行く意義」について語った。茂木氏はまず、「今の時代、インターネットでもいくらでも学ぶことができるので、脱学校が多かったのは一つの本質だと思うんですよね」と述べ、現代では学びが必ずしも学校に依存するものではなくなっているという現状を指摘。ホームスクールや学校に行かない選択も以前より自然なものになっている一方で、「いい学校に行きたいという風潮って変わらないじゃないですか」と社会の変わらぬ意識にも触れた。

その上で、「僕は素敵な人たちに会うためだと思うんですよね」と独自の見解を披露。学びという観点だけでなく、「人間の脳って、生身の人間にフェイスtoフェイスで会った時にだけ、本気になる回路があることは事実なんでね」と脳科学者ならではの視点を交え、特に幼少期にはリアルな人間関係を通じた学びが大きいと強調した。

また、「学校に頼らなくても、まず学ぶことができるし、数学でもプログラミングでも英語でも」としながらも、「すごいいい人に会うっていうのは、学校以外の工夫もできるかもしれない」と学校の役割を相対化。茂木氏は「学びは“情報を自分の中に獲得する”と“人に会う、人とつながる”に分けて考えることで、学校の意味も見えてくる」と語った。

動画の最後では、受験生に向けて「受験生の方、頑張ってくださいね。大変だと思うんだけど…いい人に会えるかもしれません」とエールを送り、「人に会うこと、これが学校に行く意味だと、僕は思います」と改めて強調。試験の不条理さにも理解を示しつつ、「頑張ってください」と温かく動画を締めくくった。

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