ありそうでなかった! 丸亀製麺から「冷たい塩だし」のうどんが登場 革新的な味わいを実食レポート
新商品が発表される度にSNSやメディアでも大きな話題となる「丸亀製麺」。2024年春には合格率約3割の厳しい試験に合格した麺職人(※1)が全店に配置され、2025年春には“だし”が新しく、そして2025年5月には無料薬味とトッピングが8種類に増えるなど、常に食の感動体験を探求し続けるブランド姿勢も魅力のひとつです。

そんな丸亀製麺が、7月8日(火)から9月上旬までの夏の期間限定として新商品『冷たーい旨塩うどん』を発売開始します。これまで全国的にみてもほとんど存在しなかった塩だしの冷たいうどん。開発に至るまでのさまざまな挑戦、そして気になるその味わいをライターの塩見なゆがレポートします。

※1 丸亀製麺独自の麺職人制度に合格した者に与えられる称号。麺職人が不在の日や時間帯もあります


取材・文 塩見なゆ
食を専門に扱うライター。1万軒以上の飲食店を巡り、その魅力をテレビ・雑誌・Webマガジンなどで発信している。「TBS マツコの知らない世界 角打ちSP」「テレビ東京 TVチャンピオン大衆酒場せんべろ女王選手権」など出演。生まれは東京都杉並区。

夏の風物詩といえば、キンと冷えた麺類。つるりとしたのど越しは、茹だるような暑さで疲れた心と体を優しく癒してくれます。素麺や冷やし中華もいいですが、もっとも身近な麺類の一つである「うどん」も欠かせません。

ただ、冷たいうどんの味わいは、醤油ベースのぶっかけや、胡麻だれのサラダうどんなどが定番。そういえば、「塩だし」の冷たいうどんは、あまり見かけないと思いませんか。ラーメンの世界ではすっかり市民権を得ている塩だしですが、うどん、特に冷たい塩だしとなると、全国的にみてもなかなかお目にかかれません。

そこへ、日本を代表する讃岐うどんチェーン店の「丸亀製麺」が、満を持して「塩だしの冷たいうどん」を送り出してきました。その名も『冷たーい旨塩うどん』 。

「塩だしの冷たいうどん」は、なぜ今まであまり存在しなかったのか。シンプルなイメージだからこその開発の難しさや、そこに込められた想いとは。この一杯に秘められた物語を、開発担当者にじっくりと伺い、そして、その革新的な味わいを体験してきました。

「うどんと塩は喧嘩する」常識への挑戦から生まれた開発秘話


今回、お話を伺ったのは、株式会社トリドールホールディングス商品開発部の浦郷裕介さん。この革新的な商品は、社内でも大きな挑戦だったと語ります。

株式会社トリドールホールディングス商品開発部・浦郷裕介さん

「これまで丸亀製麺が塩だしに本格的に手を出してこなかったのには理由があります。それは、うどんの風味とのバランスの難しさです」
丸亀製麺のうどんは店内で粉から打つため、小麦の風味がしっかりと感じられる力強い味わいが特徴です。そのため、だしにも小麦に負けない力強さが求められます。


「塩だしは、ただ塩辛いだけではうどんの風味と喧嘩しますし、旨みだけを立たせようとすると、今度はうどんの力強さに負けてしまう。非常に繊細なバランスが求められるため、開発はとても難しいのです。社内でも『塩で本当に大丈夫か?』という声は少なくありませんでした」


まさに「ゼロからの挑戦」。それでも開発チームが信じたのは、夏の新たな需要を掘り起こせる可能性でした。

「夏の暑い日には、さっぱりしたものを食べたいというニーズが高まります。夏の一番人気(※2)『鬼おろし肉ぶっかけうどん』をはじめとする鬼おろしシリーズも人気商品ですが、それに次ぐ新しい定番として、今までにない『塩』という選択肢で、お客様に新たな驚きと感動をお届けしたかったのです」

※2 『鬼おろし肉ぶっかけうどん』の販売数は、2018年から2024年までの夏季限定冷うどんの中でNo.1(2025年丸亀製麺調べ)



コンセプトは「究極の引き算」。ごまかしが効かない塩だしだからこそ、余計な調味料を重ねるのではなく、素材の旨みを最大限に引き出すことに注力したといいます。試作は8パターン以上にも及び、ミリ単位の調整が繰り返されました。

その味わいの核となるのが、北海道産の2種類の昆布とホタテです。

「特にこだわったのが昆布です。北海道産の真昆布を水に浸してじっくり旨みを抽出し、そこへ同じく北海道産の根昆布だしを加える『ダブル昆布』仕立てにしました。こうすることで、うどんの風味に負けない、とろりと奥深い昆布の旨みを実現できたのです」

この昆布だしに、北海道産のホタテから抽出した塩だしを合わせることで、貝の旨みが幾重にも重なり、まろやかで淡麗ながらも、しっかりとしたコクのある味わいが生まれました。


浦郷さんは、開発中に忘れられない光景があると語ります。「試作が完成し、お店と同じ環境で盛り付けたとき、うどんがキラキラと輝いて見えたんです。うちのメニューは肉を使った商品も多く、どちらかといえば『茶色』のイメージが強い。でも、この旨塩うどんは、透明なだしが、水で締めたばかりのうどんの艶をさらに引き立てて、これまでにない美しさでした。お客様に提供された瞬間に『なんだこれは!?』と、まず見た目で驚きを感じていただけるはずです」

作り手の想いが詰まった、かつてない一杯。いよいよ、その味わいを確かめてみましょう。

想像以上にクセになる! 3種類の旨塩うどんを実食


正直、「塩だしの冷たいうどん」と聞いたとき、その味わいをイメージするのが難しく、ピンとこない自分がいました。ですが、開発担当の浦郷さんのお話を伺ううち、「あえて塩」、しかもだしに個性をもたせた新しい挑戦に、興味がわいてきました。

今回登場する旨塩うどんは3種類。それぞれが全く異なる個性を持つというラインナップに期待が高まります。

塩だしの風味が引き立つ『冷たーい旨塩うどん(並)』520円(税込)


まず、基本となる一杯から。目の前に置かれた瞬間、浦郷さんが話していた「キラキラ」の意味がわかりました。透明感あふれるだしの中で、打ち立てのうどん一本一本が艶やかに輝いています。見た目からして、なんとも涼やかで美しい。


だしを一口含むと、驚くほど上品な昆布の甘みと香りが広がります。かすかに感じるとろみが、その優しい味わいを舌の上で長持ちさせ、後からホタテのふくよかな風味が追いかけてくる。まるで、北海道の穏やかな海辺を旅しているかのような気分にさせてくれます。軽く振られた黒胡椒がピリリと全体を引き締め、つるりとした麺ののど越しとともに、すっと体に染み渡っていきます。これは食欲がない日でも、どんどん箸が進んでしまいそうです。




「油分を極力引き算してあるので、天ぷらとの相性も抜群ですよ」と浦郷さん。確かに、このクリアな旨みなら、海老天などを乗せても重くならず、素材の味を引き立ててくれそうです。

想像以上にパワフルな味わいの『冷たーい海苔旨塩うどん(並)』590円(税込)

次に、海苔が加わった一杯。シンプルながら、その味わいは想像以上にパワフルです。だしに溶け出す前の海苔の磯の香りを楽しみつつ、少しずつだしに馴染ませていくと、旨みがさらに深みを増していきます。


昆布とホタテの旨みに、海苔の風味が加わることで、満足感が格段にアップ。旨塩だしに溶け込んだ海苔がうどんによく絡み、口の中で磯の風味が広がります。より磯の風味を楽しみたい、『冷たーい旨塩うどん』にもうひと味つけたい!という方におすすめの一杯です。お酒好きの私としては、キリッと冷えた日本酒を合わせたくなる味わいです。

一口ごとに味わいが変化。至福の一杯『冷たーい海鮮旨塩うどん(並)』920円(税込)

最後は、ひときわ豪華な海鮮バージョン。暑い日差しの中でも、これを食べるために外出する価値が十分にあります。殻付きあさり、ぷりっぷりのえび、シナチク、そして紫玉ねぎ、干しえび、柚子皮を和えた香味玉が贅沢に盛り付けられています。
どれも旨塩だしと相性抜群ですが、特にカリッと香ばしく揚げられた素揚げの干しえびは、旨塩だしとの相性が抜群。

また噛みしめるほどにえびの甘みがだしに溶け出します。さらに、柚子と和えられた干しえびが、複雑で華やかなコクをプラス。なかでも驚いたのは、シナチクの存在。一見意外な組み合わせですが、このシナチクが海鮮の風味を優しくまとめ上げ、味わいに奥深さを与える素晴らしいアクセントになっています。


食べ進めるうちに、アサリやえびからも旨みがだしに滲み出て、一口ごとに味わいが豊かに変化していく。力強くもまとまりのある味わいは、まさに至福の一言です。
無料薬味の「しび辛ラー油」を少し加えれば、ピリッとした刺激が加わり、エスニックなニュアンスも楽しめそうです。

身近な丸亀製麺発だから、夏の大定番になるかもしれない



同じ塩だしを使いながら、三者三様の全く異なる魅力を放つ「旨塩うどん」シリーズ。 基本の『冷たーい旨塩うどん』でだしの繊細な旨みを堪能するもよし。『冷たーい海苔旨塩うどん』で磯の香りと深みを楽しむもよし。『冷たーい海鮮旨塩うどん』で贅沢な海鮮の旨みに浸るのもとてもいい。どれを食べようか迷ってしまうのが、嬉しい悩みです。

そして、丸亀製麺の魅力である無料の薬味とトッピングたち。青ねぎや天かす、わかめなどを加えれば、自分だけの一杯に仕上げていく楽しみも広がります。
家庭ではなかなか真似のできない、この繊細で奥深い味わい。全店で麺職人が毎日粉からうどんを打つ、そしてだしも全店で1日何度も引いている、といったうどんへのこだわりがあってこそ、今回の「塩だし」という新しい挑戦が実を結んだのでしょう。単なる思いつきではない、しっかりとした探求の上にこの味は成り立っているのだと、取材を通して感じました。

なにより、これだけ丁寧につくられた味が、暮らしのすぐそばにある「丸亀製麺」で気軽に楽しめるという事実。これは、今年の夏のうどん、そして夏の麺事情を少し変えるかもしれません。「塩だしの冷たいうどん」という新しい選択肢が、この夏、ぐっと身近なものになる。そんな予感がします。

まずは「旨塩うどん」シリーズをシンプルに楽しんでから、そして次は天ぷらや好きな薬味と共に。自分だけの一杯を見つけに、この夏、お店へ足を運んでみてはいかがでしょう。

冷たーい旨塩うどん―詳細はこちら|丸亀製麺公式サイト

[PR企画:丸亀製麺 × ライブドアニュース]