モバイルアプリにフォーカスするという決定は、ヒートのトラフィックの98%がモバイルからだというデータに基づいている。「若い消費者は常にモバイルデバイスを使っていて、高品質で一貫性のある体験は専用アプリを通じてのみ提供できると考えた。最高レベルの体験を提供するために、大手小売業者のエンジニアとアーキテクトを集めてチームを結成した」とウィルキンソン氏は語った。そのなかには、スニーカー会社のスタジアムグッズ(Stadium Goods)でテクノロジー担当シニアバイスプレジデントを務めていたマン・ホアン氏もいる。マイルのビジネスモデルには、ラグジュアリーブランドからの在庫購入と製品の委託販売の両方が含まれている。「ニュージャージー、オランダ、英国に倉庫があり、委託販売の製品はそこに保管され、売れたときに出荷される。このモデルにより、迅速に規模を拡大し、顧客体験をコントロールし続けることができる」とウィルキンソン氏は述べた。さらに、マイルにはマーケットプレイス機能もあり、認証済みのパートナーはアプリ上で製品を登録し、提供された配送ラベルを使用して顧客に直接出荷することができる。「このハイブリッドアプローチは、従来の小売モデルと現代のマーケットプレイスモデルの最高の要素を組み合わせたもので、信頼性と品質を保証できる」と同氏は言う。ブランドパートナーシップは、マイルの戦略の重要な要素だ。「当社はかねてから、ファッション業界と製品を大切にしていることを示してきた。だから、ランウェイのアイテムから未発表のコレクションまで、素晴らしいアイテムを扱える」とウィルキンソン氏は語った。マイルはすでに100を超えるブランドパートナーと強力な関係を築いており、取り扱うアイテムの範囲を大きく広げている。マイルはすでに3000人以上のユーザーをテストグループとして獲得している(2024年6月時点)。ウィルキンソン氏によると、メンバーシップと販売を通じてすでにかなりの収益を上げているという。「このローンチ前のフェーズでアプリを改良したので、実稼働の開始時から優れたサービスを提供することができている」と同氏は述べた。[原文:Is off-price luxury shopping getting a mobile upgrade?]ZOFIA ZWIEGLINSKA(翻訳:ジェスコーポレーション、編集:戸田美子)Image via Mile