チェルシーへの移籍は実現するのか photo/Getty Images

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ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンは今夏の去就が注目されているが、まだ決まっていない。

超高額な移籍金が必要となるため、獲得できるクラブが限られていたが、現在でも獲得の噂があるクラブはチェルシーとパリ・サンジェルマン(PSG)となった。そんななか、英『THE Sun』によると、チェルシーとナポリとの間で選手+現金のトレードが行われる可能性があるという。

同メディアはナポリの指揮官であるアントニオ・コンテが移籍を成立させるために2人の選手+3900万ポンド(約73億円)を要求していると主張している。2人の選手とはロメル・ルカクとチェーザレ・カザデイのようだ。

ルカクは今夏ローマからチェルシーに復帰を果たしているものの、チェルシーでは居場所がなく移籍が濃厚だ。コンテがナポリの指揮官に就任したことで、ルカクのナポリ移籍が以前から報道されており、完全移籍となれば、売却を望むチェルシーにとっても良い取引となるだろう。

そしてもう1人のカサデイは2022年にインテルのアカデミーからチェルシーへ加入。これまでレディング、レスターへとレンタル移籍をしており、チェルシーでの出場は11試合に留まっている。昨季はチェルシーの新監督になったエンツォ・マレスカの下でプレイしたカサデイだが、チェルシーの中盤で定位置を確保するのは簡単ではない。

サム・オモロディオンの獲得が失敗に終わり、オシムヘンだけではなく、ジョアン・フェリックスの名前も新戦力の補強候補として浮上しているチェルシー。獲得と同時に売却も進めなくてはいけないが、残りの移籍期間でどのような動きを見せるのか。