インテル加入のタレミ photo/Getty Images

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今季からインテルへ加入したイラン代表FWメフディ・タレミが、地元メディア『Inter TV』のインタビューに出演した。

アジアの中でも随一のストライカーであるタレミは、2014年から2018年までイランの強豪ペルセポリスに在籍。その後2018年から2019年までカタールのアル・ガラファでプレイすると、19−20シーズンに渡欧しポルトガルリーグのリオ・アベニューへ移籍。リーグ戦30試合出場し18ゴールを記録しポルトガルリーグ得点王に輝いた。この活躍があってか、翌シーズンには同国の強豪ポルトに完全移籍すると、1年目から16ゴールを記録。22-23シーズンには再び得点王になるなど活躍を見せ4年間でリーグ戦64ゴールを記録した。

そんなポルトガルでの活躍があって今季からインテルの一員となったタレミは、チームメイトの重要性について言及し「仲間のために犠牲になり、互いのために戦わなければならない。だから私たちは特別な感情的な絆で結ばれ、喜びや悲しみを分かち合う。団結した集団があれば、チームはシーズンごとに成功を収めることができる」と語った。

またイランのレジェンド、アリ・ダエイについて質問があり「もし私がサッカー選手でなかったら、警察官、おそらく刑事になっていたと思う。私のキャリアの決定的な転機を迎えたのは、アリ・ダエイがペルセポリスでプレイしないかと誘ったときだった。彼はクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ、史上最高のゴールスコアラーの一人で、僕らにとってはレジェンドなんだ」と言及。レジェンドの誘いがなければ、今の自分はいないと語った。

インテルでは背番号99をつけてプレイするタレミ。ポルトガルではたくさんゴールを量産し、2度の得点王にもなった。その輝きを、このインテルでも見せることができるのか注目だ。