ドアが開かない! 寒い時期の思わぬ落とし穴にご用心!?【最強ティグアンへの道】
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ここは海外でも有名な場所で、来園者の6割以上が外国人だという。駐車場にクルマを止めて、雪の中を歩いて片道15分で同園に向かう。
猿を見て、また15分歩いて駐車場へ。
ティグアンはドアノブに触れるとロックが解除される、はずなのだが……。手袋していても開くはずなのだが。
キーがポケットではなく、リュックサックの奥に入っているからかな? と、手袋を取り、素手で振れてみるが……。
開かない!
タッチどころかリモコンキーのロック解除ボタンを押しても開かない!
気温は氷点下である。これはピンチだ。
キーのボタンを押すとインジケーターランプが赤く光るはずなのだが、点灯しない。ということはキーの電池切れか!? 寒くなると電池の性能が低下するから、温めればある程度は復活するはずだ。しばらく使い捨てカイロを巻き付けて温めてから、再度解除キーを押す。
ダメだ!
心細くなってきて寒さが余計にこたえる。歩いてきてホンノリと汗をかいているので、体の冷えは深刻だ。こんな時はどうすればいいか。以前、取扱説明書をパラパラ見ていた時の記憶をたぐり寄せる。
確かドアノブのどこかのカバーを外せて、そこにキーシリンダーがあるはず。よく見ると後ろのほうがカバーのようで、下側に切り欠きがあった。キーを使って外せそうだ。
だが焦っているのと、樹脂パーツが寒さで固くなっているせいで、どうやっても外れない。勢い余ってカバー表面に思いっきり傷を付けてしまった。
それでも取れない。こりゃもうこのカバーをたたき割ってもドアを開けるしかない! という気持ちでキーの先を引っ掛け、思いっきり引き上げたら、外れた!
やったー。キーシリンダーにキーを差し込み、ドアを開けることに成功!!
室内に入れば取扱説明書があるから、もう怖いものはない。マニュアルどおりにステアリングポストのマークにキーを当ててスターターボタンを押す。
無事にエンジンが始動。
勝った! なぜかそんな気分になった(笑)
なぜ電池が切れたキーを認識するのだろう。マイクロチップでも入っているのか? ひとまずその疑問は置いておき、体を温めてからボタン電池を買いに行こう。
立ち寄ったコンビニには置いておらず、家電量販店でゲットした。電池交換のためにリモコンキーのカバーを外すのだが、これがまた力を加える向きが分からず、ちょっと難儀したが無事にオープン。電池交換終了。
なんとかふだんどおりの状態に戻ってひと安心。何となくでも対処法を覚えていてよかった。これで携帯電話なども車内にあったらJAFも呼べないし、本当に凍えるところだった。
さすがに予備の電池を持って歩くわけにはいかないが、最悪の時の対処方法だけは取扱説明書でざっと目を通しておいたほうがいい。また、インジケーターランプの付いているリモコンキーの場合はボタンを押して点灯するか(電池残量があるか)をチェックするように習慣付けておいたほうがいいです。身に染みた教訓からのアドバイスです。
ちなみにリモコンキーはが約1年を目安に電池交換をしたほうがいいようだ。
ピンチの後は温泉で心も体も温めよう!
※当時はけっこうなパニック状態だったので一部の写真は再現写真です
〈文と写真=三好秀昌〉
