【大人気YouTuber会計士が教える】 副業力がつかない人の習慣ワースト3
昨今、値上げが激しい。今、経営者は「原材料高」「供給網混乱」「侵攻長期化」という3つの不安に襲われている。
一方、ここ数年来、さっぱり給料が上がらないビジネスパーソンのお財布事情はどうか。可処分所得が圧倒的に減少している人が多数の中、こっそりがっちり稼いでいる人もいる。その一つが副業だ。
人気YouTuber公認会計士でミリオンセラー作家の山田真哉氏は「副業でがっちり稼いでいる人がいるのは事実です。今、空前の副業ブームですが、実は副業には落とし穴も…」と語る。
そんな山田氏が「給料が下がり続けるビジネスパーソンに、革命的な本がある」という。
それが『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン』（サラタメ著）だ。
著者のサラタメ氏は、6年前にブラックな職場でボロボロ→4年前にホワイト企業に転職＆副業開始→現在登録者66万人超えサラリーマンYouTuberとなった。SNSではサラタメさんの癒しの言葉が多くの共感を集めている。
今回、山田氏に「副業力がつかない人の習慣ワースト3」について聞いた。
ミリオンセラー作家から40万YouTuber会計士へ！
その裏で知られざる葛藤と絶望
私は1976年に神戸で生まれ、大阪大学文学部を卒業。一般企業に数年勤めた後、公認会計士となって大手監査法人に勤め、2004年に独立しました。
当時、『【女子大生会計士の事件簿】世界一やさしい会計の本です』『【女子大生会計士の事件簿】世界一感動する会計の本です』を出版。
2005年には、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』が165万部のミリオンセラーとなり、一躍注目を浴びました。
しかし、人生はなかなかうまくいかないものです。
その後、私の書籍は少しずつ売れなくなってきました。
世間では「ミリオンセラー作家」と持ち上げられる一方、「これから一体どうなるんだろう？」と強い危機意識を持ちました。
「うーん、あれだけ売れていたのに、なんで売れないんだ？ チキショー！」
そう思った夜も、幾度あったかわかりません。
でも、この世に神様はいるものです。
ある有名ベストセラー作家から、
「山田さんはYouTube向きだから、一度、やってみたら？」
と言われたのです。
単純で素直な私はその言葉を鵜呑みにし、ある日突然、YouTubeの世界に足を踏み入れようと決意しました。心の中では…
「あれだけ本の世界で当てられたから、
YouTubeもそれなりになんとかなるだろう」
そんな思いがあったのは事実です。
しかし、私の甘い見込みは、こっぱみじんに砕かれます。
あれこれ工夫して動画を何本もアップするも、なしのつぶて。
誰も見てくれない！
どのくらい、このような期間が続いたのでしょう。
必死でやっていたので記憶は定かではありません。
ただ、少なくとも「半年」はこんな状態でした。
さすがにもう、やめよっかな？ とも思ったのですが、私をこの世界に誘ってくれた、かの有名作家さんも、実は陰で相当苦労していたのを知っていたので、ユニクロ・柳井社長の『一勝九敗』（新潮社）の精神でもう少しやってみようと思いました。
ただ、私の場合は、1勝9敗どころか、1勝99敗でしたけどね（笑）。
まさに、100本あげて1本ヒットするペース。
“牛歩の歩み”で私はYouTubeの世界で、これまで出版では味わったことがない“絶望”を味わっていました。
でも…あるとき、どかーーーんと一本ヒットしたのです。
それ以来、一気にYouTubeチャンネル【オタク会計士チャンネル 少しだけお金で得する】は登録者数が激増。今や42万チャンネル登録者数になりました。
おかげさまで、会計士・税理士・確定申告界隈の専門チャンネルではナンバーワンの数字になっています。
20代で華々しく出版デビューした私が、40代半ばで味わった逆転人生でした。
今、私が、とても気になっていることがあります。
