キャリコネニュースで配信した「理不尽!採用面接で『うちはB型いないんですよね』と言われて落とされた女性『行かなくて正解だった』」という記事に、さまざまな反応があった。

福岡県に住む40代の女性(年収100万円未満)もキャリコネニュースに高級靴ブランドの採用面接を受けた時のエピソードを寄せた。

「私も、話が弾んでいたのに最後の方で血液型を聞かれて『うちにはB型がいないんです。A型とO型でうまくいっているのでその均衡が壊れるのは困る』と言われて落とされました。それなら電話で血液型を聞いてくれればいいのに」

なお、交通費の名目で3000円を支給されたため「口止め料の代わりかな?」と勘繰ったとも明かしていた。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ

歯科医院で、なぜか院長の妻が面接


東京都で歯科医師をしている40代女性(年収800万円)も、血液型を理由に採用を見送られた。都内の一等地に構えるその歯科医院の面接官は、従業員でも院長でもなく、院長の妻だった。

「院長先生は最初に挨拶してくれるだけで、院長の奥さんが犬の散歩をしながらクリニックに登場し、面接してくれました。奥様の人選眼を信頼しているのでしょう。そこで『私、B型と相性悪いのよね』と言われて、不採用に」

一緒に仕事をするわけではない院長の妻に、血液型を理由に不採用にされてしまった女性。突っ込みどころが満載だが、女性は「なんの資格もない奥さんに決定権があることに大変驚いた」と振り返る。

このほか、個人事業主をしている50代女性(年収1000万円)も、「血液型など差別している会社は、今は良くても大きくならないでしょうね。人材に感謝がないとダメですよね。経営者の顔が見てみたい」という投稿をキャリコネニュースに寄せていた。

なお、厚生労働省は企業向けのガイドラインで血液型で適正・能力を見ると、「就職差別につながるおそれがある」と、注意を呼びかけている。

※アンケート概要
■実施期間
2021年8月4日〜
■回答数
66※2021年9月10日時点
(記事では、2021年9月5日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/74FZSHAJ
■質問項目
あなたが就活や転職の面接で経験した信じられないようなエピソードを教えて下さい。(最低字数50字)