富山在籍10年の苔口卓也が現役引退…16年間のプロ生活は「一番の宝物」

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カターレ富山は10日、FW苔口卓也(34)の現役引退を発表した。

苔口は2004年に玉野光南高校からセレッソ大阪に入団後、ジェフユナイテッド千葉を経て、2010年から富山でプレー。初年度から主力として活躍を続けたが、今シーズンは明治安田生命J3リーグで加入後ワーストとなる13試合の出場にとどまり、初の無得点に終わった。16年間のキャリアに終止符を打つ苔口は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「みなさんこんにちわ! 背番号9番カターレ富山の苔口卓也です。今シーズン限りで引退することを決めました。セレッソ大阪で5年、ジェフユナイテッド千葉で1年、そしてカターレ富山で10年。この16年間は僕にとって本当に一番の宝物になりました」

「こんなに丈夫な体で産んで育ててくれた両親、ありがとう。僕と出会ってから今までずっとそばで支えてくれた嫁、ありがとう。僕の心の支えでもある娘と息子、ありがとう。僕をサッカーの道に進ませてくれた兄貴、ありがとう。僕と出会ってくれたサッカー関係者の方々、そしてこの16年間ずっと僕の背中を後押ししてくれたファン、サポーターのみなさん、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました!」

「最後に自分をここまで成長させてくれたサッカー、ありがとう!! 最高でした!!」