JR西日本が「新快速」区間に有料席導入へ
JR西は新快速への有料座席車連結または着席型列車の設定を軸に検討を進める。23年3月期を目標年度とする中期経営計画に、課題として盛り込んだ。新快速は着席移動に配慮して、転換型クロスシートを採用しているが立ち客も多い状況。新快速運転区間で特急が併走するのは、大阪―京都間といった一部区間に限られる。
首都圏では私鉄各社が相次いで、通勤時間帯を中心に着席型列車の設定を進めている。またJR東日本は23年度末から中央快速線にグリーン車を連結。これにより、都心から主要5方面へのグリーン車設定が完了する。
関西では17年に京阪電気鉄道が座席指定車「プレミアムカー」や朝の着席型列車「ライナー」を導入。一方、JR西と京阪神の路線で競合する阪急電鉄は「乗車時間が短く、ニーズが高くない」(杉山健博社長)として導入に否定的な考えだ。
