伊代表の31歳DFがホテルで急逝 訃報にイタリア激震…セリエA全試合が中止予定

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フィオレンティーナの主将アストーリ、敵地戦に向けてホテル滞在中に急逝

 イタリア1部フィオレンティーナのキャプテンで、イタリア代表のDFダビデ・アストーリが31歳の若さで急逝。

 イタリアサッカー界に激震が走った。4日に行われる予定だったセリエA第27節のウディネーゼ戦を含むセリエAのゲームは中止になるという。

 アストーリはACミラン下部組織出身の左利きセンターバックで、カリアリやローマなどで活躍。2015年からプレーするフィオレンティーナでは主将としてチームを支える精神的支柱の選手だった。これだけの実績を誇りイタリア代表経験もある実力者だが、4日に突然の訃報が届いた。

 フィオレンティーナの選手は敵地での一戦に臨むためウーディネのホテルに滞在していたが、アストーリはそのホテルの部屋で亡くなっているところを発見されたという。

 イタリアメディア「スポーツメディアセット」は「フィオレンティーナに衝撃」と報じた。クラブも公式にアストーリの死去を伝える声明を発表している。

 ウディネーゼ対フィオレンティーナ、ジェノア対カリアリの一戦は中止が決定。その他に予定されている全てのプログラムが中止となる可能性があるという。偉大な選手を失い、イタリアサッカー界は悲しみに暮れている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images