2日、恵比寿ガーデンホールで、クラシックの調べに合わせてユニクロの「チノ&カーゴパンツ」が紹介された(撮影:吉川忠行)

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カジュアル衣料店を展開するユニクロは2日、東京都目黒区の恵比寿ガーデンホールで、東京都交響楽団とコラボレートしたクラシックコンサート“タキシードだけがクラシックじゃない”を開いた。クラシック音楽の調べにのせて、ユニクロが今春力を入れる「チノ&カーゴパンツ」を紹介した。

 指揮者の梅田俊明さんをはじめ楽団員が全員、ユニクロのパンツをはき、カジュアルな格好でモーツアルトの『メヌエット』やグルックの『精霊の踊り』など7曲を演奏した。楽団の周りを囲むように、プロボクサーの福原力也さんやモデルが、ファッションショー形式で、さまざまな着こなしを披露した。

 コンサート終了後、同社の柳井正会長兼社長は「クラシックを聞きながら、チノやカーゴのファッションショーをやれば、ユニクロのファンがもっと増えるのではないかと思った。チノ、カーゴは子どもから大人まで、男女を問わず幅広い層がはいてもらえる」と話した。

 同コンサートは、あす3日午後5時ごろから約1カ月、同社のウェブサイトでストリーミング配信される。 【了】

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