元NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダン(42)が自ら、選手時代の「恥ずかしい」過去を激白した。ジョーダンは19日、米CBSテレビの番組「60ミニッツ」に出演。番組の中のインタビューでは、バスケットボールから、強盗に襲われて亡くなった父、さらにはプライベートにまで赤裸々に語っている。

 「本当に恥ずかしい…。鏡の前で思わず『馬鹿だな』といってしまうくらい、とっても後悔していることの一つ」と語ったのは、選手時代に、問題視されるほどハマったギャンブル。選手時代、移動中の飛行機の中でチームメートと興じるポーカーでさえ、負けると不機嫌になったほどの負けず嫌いと、ラスベガスで一晩に数十万ドル(数千万円)以上も賭けたと報じられることもあったギャンブル好きは、有名だった。

 当時を振り返って自ら“馬鹿だった”と懺悔した。しかし、「でも、家族の生活を危機に陥れるほどではなかったよ」と冗談交じりに振り返った。しかし、6度のチャンピオンに輝くなど90年代NBAに君臨したシカゴ・ブルズを導いたジョーダンの闘争心と勝負強さがギャンブルから養われていたと語る。「絶対に引き下がらないで、限界に挑むような状況に身を置いていたんだ」と弁解(?)とも取れるような、分析を披露していた。