CL準々決勝ファーストレグでチェルシーを2−1で下したフェネルバフチェだが、ジーコ監督は試合後、オウンゴールと決勝点の2点を入れたFWデイヴィジについて、「今日のオウンゴールは誰にも起こりうることだ……デイヴィジは自分のために勝利をしなければいけないと思ったようだ」と話した。
 また、逆転劇については次のように本音を語った。
「立ち上がりはちょっと遠慮がちで緊張もしていた。初めての準々決勝だったからだろう。失点したときはショックで、選手たちはさらに動揺した。前半を見た人はフェネルバフチェが逆転できるわけがないと言っただろう。我々もそう思っていた」
「しかし、同点ゴールを入れると、自分たちを信じるようになったんだ。選手たちのパフォーマンスにはたいへん満足しているよ」
 
 また、チェルシーのアヴラム・グラント監督は、「この試合ではもっとゴールを決めなければならなかった。だが、これがサッカーだし、1分間眠ってしまえば突然同点になってるんだ。次はホームだから勝てると思っている。こうしたパフォーマンスを続けられればいいだろう」と、ホームでのセカンドレグに期待した。