iPhone 5や6でもSuicaを使える!Apple Watch 2を使ったSuica方法と注意点とは

写真拡大

iPhoneのApple Payサービスがはじまり、日本ではiPhoneでモバイルSuicaが使えるようになった。

しかし、対応するのはiPhone 7と7 Plusのみ。
iPhoneでモバイルSuicaを使い始めるには、少なくとも7万2800円からの出費が必要になる。

けれども、もしiPhone 5やiPhone 6を持っているなら、約半分の価格のApple PayやモバイルSuicaを使う方法がある。

そう、Apple Watch series 2を購入すれば良いのだ。

Apple Watch Series 2でモバイルSuicaを使えるようにする
Apple Watch Series 2を入手できたら、さっそくモバイルSuicaを使えるようにしてみよう。手順はざっと次のとおり。ここでは、iPhone 6との連携で使えるようにしてみた。iPhone 7を使う場合と手順が違うので注意しよう。

1.Apple Watchを起動して初期設定を行う。

2.iPhoneの「Watch」アプリを起動して、Apple Watchとペアリングする。
手順に従い、装着する手首の決定や、Apple IDのサインイン、同期なども行おう。

3.ペアリングできたら、iPhone、Apple Watchとも最新のOSに更新しておこう。
これにより、対応のクレジットカードを増やすことができる。

4. iPhoneに、「Suica」アプリをインストールする。

5.「Suica」アプリを起動する。
Suica発行」から「My Suica(記名式)」や「Suica定期券」を選択し、モバイルSuicaの会員登録を行う。Suicaの名称や支払いに使用するクレジットカードも登録しよう。

6. iPhoneからApple Watch への転送ができたら完了。チャージも済ませておこう。

iPhone 7または7 Plusの場合は、Suicaのプラスチックカードに重ねるだけで既存カードの情報を取り込むことが可能だが、iPhone 5やiPhone 6ではできないことに注意しよう。

iPhone 5やiPhone 6の場合は、引き継ぎをせずに新規にSuicaを発行することになる。
特に定期券を利用する場合などには、カードの定期券の期限が切れたタイミングでモバイルSuicaを利用開始するといいだろう。
また、Suicaのプラスチックカードが不要になったら、最寄り駅の窓口で返還すれば、チャージ残額とデポジットの500円が返金される。

登録が完了したら、駅で使えることを試してみよう。
時計を左手に付けている場合、リーダーへのタッチが難しいかもしれない。移動中は右手に時計を付けるなど、使いやすい方法をさぐってみよう。