脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「#脳科学者がフラットに見た、学びと学校の関係」を公開した。動画では、学校教育と独学の可能性について触れつつ、これからの時代に必要な学びの態度について提言している。

動画の冒頭で茂木氏は、行きたい学校があるならば「全力でやっぱり努力してみればいい」と受験生へエールを送る。一方で、面接などの入試制度には「不条理なところがあったとしても」と現実を指摘し、最終的に縁があった学校を母校として誇りに思うことが大切だと語った。

さらに、現代の学びの環境について「現代の学びの本質ってのは脱学校化にある」と主張。必要な情報はインターネット上に揃っており、「学校に頼らなくても独学で学ぶことって常に可能」だと説明した。その上で、学校へ行く道と独学の道を並行して考える「マルチバース的な教育観」を持つべきだと独自の視点を展開した。

また、学びにおいて最も重要なのは「態度(アティチュード)」だと強調。シリコンバレーのAI開発者と日本の状況を比較し、真の探求には「容赦なさ」が必要だと指摘。ソクラテスやニュートン、ダーウィンを例に挙げ、「自分が何も知らないかってことを知るということが一番の叡智」と語気を強めた。

最後に茂木氏は、夏休みに受験勉強に励む学生に対し「まず行きたい学校に行くためにベストを尽くそう」と再度呼びかけた。結果がどうであれ、素直に努力する過程を通して、知の探求に向き合う真の態度を身につけてほしいというメッセージで締めくくっている。

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