日本発祥の「絵文字」、Unicode 7.0に「250種」追加・・・一段と世界に広まる?=中国メディア
![文字コードの業界規格を制定しているユニコードコンソーシアムはこのほど、250種類の新しい絵文字が導入されたUnicode7.0を公開した。中国メディアの外灘画報はこのほど、「日本発の絵文字文化」が世界を「征服」しようとしていると伝えた。(写真は外灘画報の6月30日付報道の画面キャプチャ)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/9/7/97919_620_242c3c0b_c9ccaac0-m.jpg)
記事は絵文字について、「情報に楽しさを付加し、文章に含みを持たせる新しい言語」であるとし、世界のユーザーに愛されていると紹介。さらに絵文字は「NTTドコモが1995年に青少年ユーザーの開拓を目的に、ポケベルに採用したハートの文字が起源」であり、「絵文字」という名称もその当時に生まれたものだと伝えた。
さらに記事は、NTTドコモが絵文字を日本で流行させた立役者であるならば、世界に広めたのは米アップル社であると主張。「アップルが日本進出のためソフトバンクと手を組んだ際、ソフトバンクがアップルに絵文字の導入を要求、アップルはiOS2.2から絵文字を導入した」と伝えた。
続けて絵文字は「プラットフォームやプログラム、言語に依存しない文字コード」であるUnicodeにも正式に採用され、世界へと広まったことを紹介した。(編集担当:村山健二)(写真は外灘画報の6月30日付報道の画面キャプチャ)