今週末26日、さいたまスーパーアリーナで開催される世界最高峰の総合格闘技イベント=UFC日本大会に向け、22日に都内のゴールドジムではオープンワークアウト(公開練習)が行われたが、その際、出場選手の一人である秋山成勲がオープンワークアウト後、メディアに語ったコメントが物議をかもしている。

 今大会では、これまで戦ってきたミドル級から階級を下げ、初めてウェルター級で試合を戦う秋山は、海外メディアの質問に対し「海外ではセクシーヤマと言われているのですが、日本では認知されていないので、セクシーな試合をしたいと思います(笑)」とコメントしている。

 しかし、2006年12月31日、K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!の桜庭和志戦では、身体中にアメリカ製のスキンクリームを塗っていたことで、FEG主催大会への無期限出場停止が課された経緯もある秋山。当時は、グラップラーでもある桜庭のタックルや関節技がきまりにくくなるよう、自身の身体を滑りやすくしたのではないかという指摘が多数を占めたこともあり、今も秋山に対する国内ファンの声は厳しい。

 上記のコメントがネット掲示板に取り上げられると、「セクシー過ぎてぬるぬる」「テカテカしてたらセクシーだよな」「バカにされてんだよそれ」「っていうかヌル山だろ」「日本では「ヌル山」で認知されてるね」「まだ格闘技やってるのか」など、秋山に対する批判が相次いで書きこまれる事態となった。

【UFC144】秋山成勲、「セクシーな試合したい」