2028年1月に運行を終了する箱根登山電車の100形車両。引退記念企画の第3弾として、窓を全開にして箱根の涼風を楽しむ貸切ツアー「天然クーラー体験号」が8月30日(日)に運行されます。さらに、歴代の塗装を精巧に再現した全10種の完全引退記念「鉄道コレクション」も発売決定。歴史あるレトロ車両の魅力を「体験」と「記録」の両面から存分に味わえる、見逃せないイベント情報をお届けします。

窓全開で涼風を感じる「天然クーラー体験号」

国内でも貴重となった、空調設備を持たない100形車両。その大きな窓を全開にして、箱根の爽やかな風をダイレクトに感じられるのが「天然クーラー体験号」です。

本ツアーでは、窓1枚につきおひとり様という贅沢な指定席を用意。車窓の風景を独り占めしながら、箱根登山電車ならではの急勾配やスイッチバックをゆったりと楽しめます。強羅駅では貨物電車モニ1形の見学や撮影タイムも設けられており、乗車証明書や運行ダイヤ、仕業表といった参加記念品も進呈されます。特別な貸切列車で、過ぎゆく夏の思い出を作ってみませんか?

「天然クーラー体験号」イメ―ジ

【参考】箱根登山電車・モニ1のルーツは「魚菜電車」だった! 小田急箱根「のりものフェスタ」で歴史や魅力を知る(神奈川県箱根町)【コラム】 https://tetsudo-ch.com/12980649.html

ツアー料金は座席により3,800円〜13,000円。募集人数は60名(最少催行人数40名)となっており、ローソントラベル特設サイトにて8月4日(火)午前10時より先着順で受付が開始されます。

全10種の記憶を手のひらに、引退記念鉄道コレクション「想いでの100形」発売

乗車体験だけでなく、手元に残る記録として完全引退記念 鉄道コレクション(製作:株式会社トミーテック)「想いでの100形」も発売されます。

今回は、これまで製品化されていなかった10種類のタイプをモデル化。「101号 引退時装飾仕様」や「103号 オリジナル金太郎塗装」、「110号 花のフェスティバル’90仕様」など、昭和から令和までを駆け抜けた懐かしい姿が精巧なミニチュアとしてよみがえります。

110号花のフェスティバル’90塗装イメージ

商品は購入するまで中身が分からないミステリーパッケージ仕様で、単品は3,500円(税込)。特製ボックス入りの10個セットは33,000円(税込)で販売され、10個セット購入特典として非売品の鉄道コレクション(1両)も進呈されます。

一般発売は箱根湯本駅や強羅駅などで2026年11月4日(水)よりスタート。また、10月開催の鉄道イベントにて、10個セットのみの先行発売(9月1日よりオンラインストアで事前予約・決済が必要)も予定されています。

長年にわたって親しまれてきた箱根の山岳鉄道のシンボル、100形車両。引退までの貴重な時間を、ぜひ現地で体感してみてください。

(画像:株式会社小田急箱根)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)