熊本空港閉鎖で福岡空港にダイバート。福岡市のヘリで熊本に移動した(写真は大西市長のXから)

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熊本市の大西一史市長が2026年7月28日、同日16時27分頃に熊本県で発生した最大震度7の地震の発生について、台北から熊本に帰る機内で知ったとXで報告した。

大西氏が乗った飛行機は、熊本空港の閉鎖を受け福岡空港へ目的地を変更して着陸。その後は福岡市消防局のヘリコプターで熊本入りしたという。

地震との情報を飛行機Wi-Fiがやっと繋がり確認しました」

同日16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震が発生した。マグニチュード(速報値)は7.1、震源の深さは約10キロで、宇城市と氷川町で震度7を観測した。有明・八代海には津波注意報も発表されたが、18時10分に解除された。

26日から経済フォーラムへの出席などのため台湾を訪れていた大西氏は、発災から約30分後となる17時過ぎ、Xを通じて「現在台北から熊本に帰る機内です。熊本で震度7の地震との情報を飛行機Wi-Fiがやっと繋がり確認しました」と報告した。

「詳しい情報は分かりませんが、どうか皆さん揺れは続くと思いますので警戒して身を守る行動をとって下さい」「皆さん落ち着いて助け合って行動して下さい」と呼びかけた。

「熊本空港が滑走路閉鎖のため着陸出来ないようです」

続いて、「現在、災害対策本部に連絡して人命救助を最優先に被害状況の把握、私が不在でも副市長を中心に災害対策本部会議を開催するように指示をしています」と報告。

「私はコクピットに確認したところ熊本空港が滑走路閉鎖のため着陸出来ないようです」と明かし、「とにかく何としても市役所に戻り対応します」とした。

市民らに向け、「私達は熊本地震を経験しています。市民がみんなで協力していくことが重要です。よろしくお願いします」としていた。

18時30分頃の投稿では、滑走路の写真を添え「熊本空港滑走路閉鎖のため福岡空港に着陸」とし、当初の目的地以外の空港などに着陸する「ダイバート(divert)」により着陸したと明かした。

「皆さんの連携に心から感謝します」

無事に着陸できたとした大西氏だが、地震の影響により、JR九州の在来線は全線で運転を見合わせていたほか、NEXCO西日本でも高速道路が寸断され緊急点検を実施して九州各地で通行止めとなっていた。一般道も混雑しており、福岡から熊本への移動は困難な状況だった。

こうした中、大西氏は九州市長会防災部会長を務める福岡市の高島宗一郎市長の手配で、「福岡市消防のヘリで熊本に戻り災害対応の指揮を取ります」とした。

続く投稿では、ヘリ機内の写真を添え「福岡市消防局の皆さんにピックアップしていただきました。これからヘリで熊本に向かいます」と報告。

「高島市長はじめ福岡市市民の皆さんありがとうございます。そしてチャイナエアライン、福岡空港関係者の皆さんの連携に心から感謝します」と感謝をつづった。

20時40分頃には赤いヘリコプターの写真を公開し「無事熊本県庁防災センターのヘリポートに到着」と投稿。「熊本市消防局の緊急車両で被害状況の報告を受けながら市役所災害対策本部に向かっています」とした。

その後、「先ほど21時前に熊本市役所災害対策本部に到着しました。被災状況の報告を受けながら今後の対応を協議しています」と続けた。

「私が市役所に到着してからも何度も揺れが感じられます」とし、市民に向け「これから引き続き地震活動は継続すると思われますので引き続き厳重な警戒をお願いします」と呼びかけた。

大西氏による一連の投稿には、「到着できてよかった! なんとか1人でも多くの人が助かりますように」「多くの人の連携に胸が熱くなった。みんなで頑張ろう」などとする声が上がっている。