ブルージェイズ・岡本 メジャー1年目・大谷超え日本選手最多23号3ラン
◇ア・リーグ ブルージェイズ4―6レッドソックス(2026年7月24日 ボストン)
ブルージェイズの岡本和真内野手(30)が24日(日本時間25日)、レッドソックス戦で10試合ぶりとなる23号3ランを放った。中越えへの後半戦初アーチで、18年に大谷(エンゼルス)がマークした22本を上回り、日本選手のメジャー1年目の最多本塁打記録を更新した。
初球の甘いシンカーを見逃さなかった。4点を追う7回1死一、二塁。岡本らしい打球が、中堅フェンスを越えた。メジャー1年目の日本選手最多となる23号。それでも、チームが敗れ「(記録については)特にない。やっぱり一番は試合に勝つことだと思う」と悔しがった。
苦しんだ末の一発だった。前半戦の最終戦で2安打したが、オールスター戦後は7試合無安打。「一回(日程が)空いてしまったので。最初の一本を何でもいいから出したいと思ったが、ちょっとずるずるいってしまった」と調子を崩した。22日のレイズ戦ではリフレッシュのため先発を外れた。試合前の早出練習で振り込むなど、必死だった。そんな姿を見ていたチームメートからは、ベンチにテーピングで固定されるイタズラも。主砲の復調を誰もが願っていた。
5回にフェンウェイ・パーク名物の巨大な左翼フェンス「グリーンモンスター」を直撃する二塁打。12日のパドレス戦以来28打席ぶりの安打となり「あれはほっとした」。トンネルを脱出し、次の打席でアーチをかけた。
前半戦で大谷のメジャー1年目の本数に並んだ際、「選手としてのレベルは凄い差がある」と語っていた岡本だが、日本で3度の本塁打王を獲得した意地もある。ジョン・シュナイダー監督は「日本選手のルーキーのシーズン最多本塁打記録をつくったのは、とても素晴らしいこと。彼にとって大きな功績」と称えた。

