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東京都内で無差別殺人を企てた殺人予備の疑いで、富山県の男が逮捕されました。逮捕のきっかけとなる情報提供をしたというのが、2008年の秋葉原無差別殺傷事件で死刑となった加藤智大死刑囚の友人の男性です。14日夜、「news zero」はその男性に情報提供までの経緯を取材しました。

■「何が何でも止めなきゃなっていう思いがあった」

殺人予備の疑いで逮捕された毛利勝己容疑者(53)は「秋葉原無差別殺傷事件」を意識していたとみられます。犯行計画を知人に伝えていたということで、逮捕のきっかけとなったのは富山県警への情報提供でした。

「『生活が苦しい』『イライラしてる』自分の身の上の情報が来て」

富山県警に情報提供をした男性。

「覚悟きめて東京に行くとか、秋葉原事件のように7人以上の命を奪って歴史に名を残したいとか」

「11日の土曜日に自分の住んでいる地区の所轄の警察署に電話いれて、結果的に富山県警がすごいスピードで動いてくれて逮捕にいたった」

富山県警に情報提供をした大友秀逸さん。その後、都内での無差別殺人を企てた疑いで逮捕されたのは、富山県在住の無職・毛利勝己容疑者(53)です。

毛利容疑者が意識していたとみられるのが、18年前、多くの人でにぎわう歩行者天国で起きた「秋葉原無差別殺傷事件」。

加藤智大死刑囚「世の中が嫌になった。誰でもよかった」

7人が亡くなり、10人が重軽傷を負いました。

「秋葉原無差別殺傷事件」を起こし、死刑となった加藤智大死刑囚の友人でもあった大友さん。毛利容疑者からSNSにメッセージがあったといいます。

富山県警に情報提供・大友秀逸さん「(毛利容疑者から)『秋葉原のような楽しいことやってタヒる(死ぬ)のもいいかと思って』ストレートに犯罪を起こそうと思って言ってます?と聞いたら、『言及は控えたいと思う』という返事が返ってきて、やるでもないし、やらないでもない。これは本気でやろうと思っていると思った」

警察によりますと、毛利容疑者は東京都内で無差別殺人をしようと考え、準備をしたとみられています。警察官が毛利容疑者の自宅を訪ねたところ、リュックサックにナイフ1本が入っていたということです。ほかにも、高速バスで東京に向かおうとしていたとみられ、バスは片道のみで予約していたといいます。

富山県警に情報提供・大友秀逸さん「『生活が苦しい』とか『イライラしてる』とか自分の身の上の情報が来て、『来週の頭に東京に行こうと思う』という書き方をしていたから、来るなら飯でも食いながら話しますかと返事送った。やり取りをしていたところ『いろいろ片して踏ん切りをつけるために片道切符だけで行こうと思う』と。14日朝に来るって本人が言っていて、前の日の深夜の夜行バスで富山から新宿に来るとメールで来た。ほんとに1日、2日で動かないと、ほんとに決行するつもりだったら14日朝に到着してたはずなんで」

犯行に関してもほのめかしていたという毛利容疑者。

富山県警に情報提供・大友秀逸さん「覚悟きめて東京に行くとか、秋葉原事件のように7人以上の命を奪って歴史に名を残したいとか。何が何でも止めなきゃなっていう思いがあった」

■毛利容疑者「その場で射殺されるか死刑になり死ねると思った」

毛利容疑者を知る近所の人は。

近所の人「一見温厚。言葉の発信から喜怒哀楽がすごい激しいというか、昼間この時間帯は動かない人。草取りを頼もうと声かけても『僕病気なんで入退院を繰り返してるんで』と」

最後に見かけた先月、段差に腰掛けていたといいます。

近所の人「ここに腰掛けているのを見かけて、声もあまりかけずにそっとしておこうと。黒い膨らませたリュックに(上下)黒、全部黒でしたね」

毛利容疑者は調べに対し、「物価高による生活苦で死にたいと思っていた。東京で無差別殺人を起こせば、その場で射殺されるか死刑になり死ねると思った」などと話しているということです。

警察は、具体的な犯行計画などについて詳しく調べています。

(7月14日放送『news zero』より)